2005-07

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文房具とデザイン

 本格的な夏ですね。みなさんお元気でしょうか?地震やらテロやら世の中様々なニュースばかりです。地震の場合、日本の地形が地震島なのでしかたないけど、テロはホント信じられませんよ。同じ人間なのに首から上が全く違う…。いつになれば平和な地球になるのやら。
 さて、本日のお題は、最近お洒落になった「文房具」のデザインについてお話しましょう。今のところの傾向はシンプルで飽きのこないコンセプトが重要視されている模様です。最近では海外から進出している商品も多く、一言で「文房具」とは言え形状デザインや機能性は素晴しい進化を遂げていると言えます。先駆けとして登場した「無印良品」の文具は、当時は衝撃的でしたね。「そうか、シンプルでいいんだ~」と思った人も多いハズ…。シンプルで機能的、それでいて主張せず安心感さえ感じられる。特にデザインはブランドコンセプトに合わせられるようなスタイルで他の商品との相性の良さまで考えている。いわばインテリアの一部のようにも見えて来る。形状デザインも年々改良され、使いやすさをプラスしながら誰でも使える形となっている。

 海外のメーカーでは、デザイナーを起用し独自のブランド戦略を行っています。使いやすさだけではなく、使う人を刺激するデザインが今の「文房具」なのかもしれません。これからもっともっと変化していきそうなこのアイテムにはちょっと注目してます。
特に気になっているのが「LEXON」というブランド。数多くのデザイナーを起用し、新しい形の文房具を打ち出している。→LEXON OFFICIAL SITE: http://www.lexon-design.com/

 無印にしろ海外のブランドにしろ、アルミ素材をうまく使い曲線とシンプルさを取り入れたデザインはこれからの「文具」になるのは間違いない。価格帯も海外ブランド物は高いんだけど、あと何年もすれば手頃な値段で手に入ることでしょう。

 デザイン性のある文房具をもっと自分のデスクに置き、いい仕事をしたいと思うのであります。そして、デザインの力で物が売れてくれることを願って今日はこの辺で…。
次回は、「インターネットとデザイン」についてお送りいたします。では、また。
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名刺のデザイン

暑中お見舞い申し上げます。
さてさて、今回のお題は誰もが持っている「名刺」についてです。しかし今日は暑い…

 名刺とは本来会社名、氏名、住所、メールアドレス等、いわば印刷された自己紹介を集約した営業ツールなワケですが、渡す事から始まるその名刺は本当に有効的なツールとして機能しているのでしょうか?本当に相手方に自分の自己紹介の役割を果たしているのでしょうか?名刺を貰う側で言えば、営業が増えれば名刺もどんどん増え続け、デスクの上や引き出しの中は名刺だらけ…。はて、その名刺の相手方をどれだけ思い出せるのでしょう?これは誰しも身に覚えがある記憶力との葛藤です。でも受け取った名刺がとても印象的でデザインセンスや心に残るようなアイデアに富んだ名刺だったらきっとすぐ思い出せる気がします。名刺交換しただけで印象度も高く、相手の顔や名前、仕事内容まですぐに思い出せる名刺こそ本来の役割なのです。例えば、会社案内や営業リーフレットなどは始末が悪く、結局どこかにしまってしまい、そのうち捨てられてしまうことに…。でも名刺は、ありがたいことに身近な名刺ホルダーにストックされ、いつでも見れる状態にあります。そしてそんな名刺はビジネスチャンスに繋がり、名刺がきっかけとなる可能性が大きいのです。いくら大きい企業でも名刺がしっかり作られていないと「なんだ、そんなもんか」と思ってしまう。僕の場合はです…。デザイン性やアイデア性がそこにあれば相手方に伝わる企業イメージとあなた自身の好感度も伝わりやすいのは言うまでもありません。そこから話題が広がるような名刺によってしばらく経っても思い出してもらえるという結果になるハズです。さらには、渡す側も営業する上で「渡したくなる名刺」、「渡しやすい名刺」となり、それは知らないところで力を発揮する。なんてこともあるのです。
また、デザイン面でも小さいながら非常に難しい。書体やレイアウト空間の使い方でシンプルかつインパクトを与えるためにはシロウトではそう簡単にはいかないハズです。意外に誰でもできそうですが、グラフィックデザインでは一番難しいのが名刺だと思います。

 名刺は最大の広告。相手方の手元に一番残るその小さな紙を粗末にせず、企業と自分自身のためにこだわって作って欲しいと強く望みます。僕が思うに名刺を粗末にしている会社はいい会社ですか?大切さを認識した企業こそきっといい会社のハズ。名刺1枚で何かを動かすことはできる。その役割を果たすためのデザインと会社のセンスがあれば…。名刺は決して「お名前カード」ではなく、メールアドレスが書かれた「メモ用紙」でもないのです。

●名刺の重要性4つのポイント

1)名刺の役割は、会社名・氏名・肩書き・住所等、自己紹介を集約したあなた自身。

2)名刺の存在は、相手方の手元に残るもの。印象的なデザインで心を動かす。

3)名刺は最大の広告。費用対効果も考えた手法でイメージアップも可能です。

4)いい名刺は、いい人間を育てるいい会社。使い方の発想とデザインが大事。

 というわけで、名刺は渡すもので渡すからには何かそこに力が必要だということ…。肩書きを。名前を芸名にしても業種によってはアリでしょう。裏面には業務内容とかではなく、自分のメッセージを印刷するとか…。「その形誰が決めたの」って思いませんか?今一度、名刺のこと、真剣に考えてみましょう…なんてな。

さて、次回は「文具のデザイン」を予定しています。
それでは、暑さの厳しい折、くれぐれも熱中症にお気を付けください。

書籍とデザイン

 今日は「書籍や雑誌」の装丁デザインについて始めましょう。その前に、先週の土曜の地震にはビックリしました。みなさんは大丈夫でしたか?たまたまこの日は1日打合せで中野にいたのですが、JRを始め、交通網はマヒ状態。電車で帰れない人達がバスやタクシーで移動しようと道路も大渋滞。東京の様々な対策の甘さが浮き彫りになって、いざと言う時に機能しないというのは考えもんですね。月曜の朝は事務所に来てまたビックリ。
今までの地震では平気だった書棚の車の模型やトイレにある雑貨など、見事に床に落ちていました。キャスター付の棚も移動してるし…。Informationでも紹介していますが、事務所は7階建ての屋上にあるので震度3ぐらいでも揺れが大きい。相当揺れたんだな~と思い、不在でよかったという感じです。

 さて、本題に入りましょう。最近の書籍の表紙デザインは、文字を大きくしてストレートに題名をデザインされた物が多いですよね。でも、いい加減みんな同じようになってきましたね。ビジネス書などは(声に出して読みたい…とか)ベストセラーになって、他の関連書も同じようなデザインばかり…。やはり猿真似ニッポンなのでしょうか。
僕の場合、ある程度は中味を重視しますが、ジャケ買いならぬ表紙買いの場合が多く、まず手に取ってしまうのは、それなりにデザインされた物が多いですね。やはりここにもデザインの力があるワケですが、以前お話したパッケージデザインの重要性が関わってくると言えるでしょう。

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 写真の本は、イメージが滲み出ている上、タイトルとデザインのバランスが絶妙です。まん中の本はイタリア人の絵本作家であるブルーノ・ムナーリによる物ですが、本その物をデザインするという根本的な発想で作られています。タイトルを見れば内容は分るものの、さらにイメージが膨らんでくるグラフィックデザインのテクニック。思わず表紙買いの書籍と言えるでしょう。

 では、雑誌などはどうでしょうか?特にファッション誌はネームバリューがあり、それだけで買ってしまう感がありますが、デザインという観点から見るとやはり洋書(VOGUEやHarper's BAZAAR、GLAMOUR)などのように、書体や色使いも非常に優れゴチャゴチャ感もなくシンプルにデザイン・レイアウトされているのがよく分ります。
また、デザインの専門書などは、当然のようにアーティストのこだわりやイメージを全面に出しているので中味をもっと見たくなるというような戦略?にハマってしまい多少高くても思わず買ってしまうのは言うまでもありません。

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 書籍もパッケージデザインなのです。その戦略によって著者のイメージや思想がしっかり反影された書籍もCDジャケットと同じように買っている人はけっして少なくない…。と僕は思うのです。「ベストセラーがこんな感じの表紙だからこれもそうしよう」では、いわば詐欺と同じこと。どんどんオリジナリティを出して相応しいデザインで頑張って欲しいと思うのであります。

さて、次回のお題は、何のデザインにしましょうか。「名刺」で行こうかな…。

文字の歴史

●文字の誕生は、紀元前3,000年頃である。
 歴史は古く、メソポタミア文明で発見された「楔形文字」から始まったと言われ、
 人類最古の文字とされてます。そして、古代エジプトの「ヒエログリフ」や
 中国の「甲骨文字」がほぼ同時期に誕生しています。それはいわゆる「象形文字」と
 して意味を表す絵(形)を文字として使用されるようになったらしい。
 「甲骨文字」は、現在の漢字の起源とされています。
 その他には、古代エジプト文字の影響を受けて誕生した「ギリシャ文字」や、
 現在のアルファベットの起源とされる「ローマ文字」などがある。

・楔形文字
 紀元前3,000年頃 メソポタミア地方シュメール人によって作られ
 粘土板に草の茎を使って書かれていたもよう。

・ヒエログリフ
 古代エジプトで使われ、ギリシャ人によって神聖=ヒエロ、
 彫られた文字=グリフィカから呼ばれるようになった。

・ギリシャ文字
 地中海貿易で活躍していたフェニキア人に起源されている。
 エジプト文字に影響を受けて文字を完成させ、ギリシャに渡る。
 その後、ギリシャ人によって改良されたのがこの文字です。

・ローマ文字
 古代ローマ時代にギリシャ文字を受け継ぎ、そこにG、Y、Zを加え、
 23文字のローマ字を完成。その後、J、U、Wを追加し26文字に。
 その時代に円柱に刻まれた碑文の書体が美しく、それが後にローマ字へ。
 ちなみに、小文字は書きやすさと読みやすさの追求によって完成し、
 15世紀頃には、確立されたらしい。

・甲骨文字
 古代中国では、亀か神の使者として崇められ、
 その甲羅を使った占いによって始まり、のちに漢字の誕生となる。
 

ロゴデザインの誕生

ロゴやロゴマークは、1950年代にアメリカによって企業理念や企業全体を明確にし、企業と対外的にアピールする一環で誕生した。
戦略として始まったのは、「CI」(コーポレート・アイデンティティ)である。
日本でロゴやロゴマークが登場したのは、1980年代…。30年も遅れている。その他、「BI」(ブランド・アイデンティティ)や「VI」(ビジュアル・アイデンティティ)と言われる物がある。BIは、企業内のブランドや製品を強調したロゴマーク戦略のこと。VIは、企業イメージと商品、店舗、広告等、イメージを統一して展開する訴求型です。

いずれにしても、明確にイメージを伝えるための分かりやすい記号として今では、企業やお店、ブランド等には欠かせない重要なツールなのは言うまでもない。

オフィスの中のデザイン

 今日のテーマは、働く場所「オフィス」に関連したデザインを取り上げます。前回の予告では「無駄なデザイン」をお話する予定でしたが、内容がかなりヤバい状態になりそうなのでやめました。(クレームが恐ろしいので…)

さて、働く場所の事を考えてみました。全国的に企業等の営業・事務職が多いのはご存知かと思いますが、最近、このオフィスにも「デザイン性」と「機能性」を兼ね備えたオフィス家具が増えて来ました。自分が働く場所はやっぱりきれいでお洒落な方がいいですよね。実際にどれだけの会社がその対策まで心掛けているか分りませんが、働く環境を快適にすることで働く意欲も向上するでしょうし、毎日顔をあわせる上司や女子社員も素敵に輝いて見えるような気さえして来ます。僕の場合は、ひとりで作業をしているので上司や女子社員は関係ありませんが、身の回りのデスクや電話器、チェア等、多少高くてもできるだけシンプルにお洒落にすることを心掛けています。そんな環境の中では、落ち着いて集中できるし、良いデザインが作れる気がします。

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例えば、家具の販売メーカーでもあるIDEEは、オフィス文具・用品等でここ数年で急成長しているASKULとのコラボレーションで価格帯も抑えた北欧やイタリア製のオフィス家具を流通に乗せて来ました。今までのグレーで地味なインテリアも一変して変わるアイテムを展開しています。働く場所の快適性や憧れみたいな室内空間を取り入れればもっと成長する企業が増えることでしょう…。
この写真はASKULのカタログから引用ですが、こんなところで働けたらストレスもなく、楽しいビジネスライフをおくれるのは間違いないですね。オフィスの環境でもデザインは絶対必要。各企業がこんな会社になって欲しいと思います。事務機器を総入れ替えはコストも掛かり無理な場合も多いと思います。お察しします。ですが、環境とデザインを考えた会社は、人も育てるし、コミュニケーションにもいい影響を与えるハズ…。
※ASKULのサイトでも見れますよ:http://www.askul.co.jp/

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 日本企業の中には設立も古く、日本らしい風情の会社はたくさんありますが、人が出入りする部分だけでもデザインを取り入れる。その姿勢は必ず働く人にもいい影響を与えるし、それは、ライフデザインへと形を変えて人々がもっと幸せになって行くということに繋がるのでは?等と思うところです。仕事も家庭も、みんなでひとつのデザインを目指せばきっといい時代になる。

というわけで、デザインと企業の関係もだんだん深まっていく事を願って、終わります。明日、明後日はお休みします。それでは、また来週。

右脳とイメージ

 梅雨明けしていよいよ夏本番です。身体には気をつけて無理せずがんばりましょう。
さて、今回のお題は「右脳とイメージ」ということで人間の脳の働きによって作られるイメージについてお話していきます。

 何世紀も前から人間は歴史的建造物や壁画などを残してきました。今でこそコンピュータの普及で、いとも簡単に何でも作れてしまうけど、昔の人にはそんなものはなく、図面や設計図もないところで物づくりがなされて来ました。そこには「イメージ」があったからできたと言えるでしょう。何も見なくても頭の中で想像しそのイメージを形にする。さて、現代人はどうでしょう?最近ではパソコンや携帯電話の普及によって簡単な漢字さえ忘れてしまいがち。実は普段の生活はほとんど「左脳」の働きで生活していると言われています。事務系のパソコン作業や携帯メール等の行為もまた左脳で行なっています。左脳とは、言語を使って話すことや論理や文学、分析したりする能力など左脳フル活動です。このブログを書くことも左脳ですね。また、一般的に生活している中での呼吸は肺式呼吸でこの左脳によって動かされているワケです。では、「右脳」の働きはというと想像力やイメージ、直感・ひらめき、図形・建築の創作、芸術・アートの創作等、全く左脳とは違うところで機能しています。呼吸も右脳を使うと腹式呼吸に繋がるそうです。生活の中で言えば寝ている時は腹式呼吸なのです。夢を見たりするのもこの影響だと考えられています。また、子どもでも天才と言われている子の右脳は普通の人に比べて明らかに発達しているそうです。その他では、超能力者や気功をする人もかなり右脳が活発に動いているらしい。
 昔の人は設計図すらないところでこの「右脳によるイメージ」で物づくりをしてきたということ。最近ブームにもなっている「ヨガ」の世界も基本的に腹式呼吸の方法です。瞑想する時は必ずこの呼吸法ですよね。忙しい現代人の生活の中には右脳を使う機会がどんどん減っているとも言われています。僕の場合、仕事柄右脳を使っていると思うのですが…。右脳を上手に使えず仕事に行き詰まったり、イメージが湧かない、浮かんでこないという方も多いと思います。ちょっとしたことでイメージできる右脳活性化トレーニングで頭スッキリで新しい発想をどんどん創って下さい。みんながみんなイメージできれば僕の仕事ももっと楽になってくるのですが…ね~。

◎まずは、瞑想です。とはいっても難しいことではありません。

(1)目を瞑って20秒間腹式で深呼吸して心を落ち着かせて下さい。

(2)次に深い深呼吸です。
   腹式呼吸で8秒かけて息を吐く。同じように8秒かけて息を吸う。
   この時、吐く時は身体の中の汚れたものが出て行くイメージで。
   吸う時は、良い物が身体に入ってくるイメージで。
   これをくり返し10分程度でOK!


てな具合で続けるとほんと頭の中がスッキリしてきます。酸素が入った感じです。
この活性法は、右脳のことについて詳しく分析している七田眞著書:七田式超右脳イメージトレーニングにも掲載されているので読んでみるといいかもしれませんよ。

デザインには必要不可欠なイメージ。この右脳活性法を取り入れれば良いデザインはきっと生まれるのではないかと思う今日この頃。後はちゃんとイメージしながら楽しく仕事をすることが大事です。ただ何かを真似てとかパクりではなく、オリジナルのデザインで勝負していきましょう。
ということで、今回は少々医学的な内容ですが「物創り」に大きく関わってくる脳の働きを知ることでまた1歩前進した僕なのであります。(※今回は写真掲載はありません)

次回は、「無駄なデザイン」についてお話しする予定です。お楽しみに…

写真とデザインの関係

こんばんわ。毎日は無理なので自分のペースで書いてます。ご了承ください。

さて、今日は「写真とデザイン」というテーマで広告的なお話です。
写真には人物を始め、商品撮影(ぶつどり)、風景等、様々なジャンルがあります。そして、その写真を広告のデザインで使う場合、大きく別けて4つの選択肢があります。

(1)既に写真が用意されていてそれに合わせてデザインする場合
この場合は、比較的デザイン作業も楽なのですが、写真の世界観に合わせた配色や文字・書体に気を使う必要があります。しかし、企画性はあまり感じられません。国内のファッション誌等の広告は、この形が多いでしょうね。ちなみに、海外のファッション誌の場合、カメラマンがアート・ディレクションまで手掛けている場合が多く、写真の構図とデザインが非常に優れたものが多いですね。

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(2)企画・コンセプトに合わせて撮影しデザインする場合
これはコストも時間も要する広告・企画・デザインの三拍子揃ったものになります。特にCDジャケットのデザインではこの方法が用いられます。楽曲のタイトルや詞の世界観からビジュアルコンセプトを決め、衣裳やアーティストの個性とシチュエーション等を決めます。それから必要に応じてスタジオ撮影やロケ撮影と進んで行きます。ロケ撮影の場合は、事前にロケハンも必要になってきます。一般的な広告制作の段取りとしては、この形が一番いい結果になるでしょう。写真のインパクトと文字配列等でビジュアルイメージが強くオリジナリティのあるグラフィック作品になることでしょう。

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(3)もう1つは、合成写真を前提とした撮影で進めるデザイン
最近ではムービーの世界でもよく見られる手法で、特にテレビCMでは、1人のタレントを何体も合成した形のものが流行りというか技術力でカバーできるのでタレントやエキストラ等の余分なギャラもなく、短時間で撮影が可能な手法です。確かに初めは面白みやインパクトもありますが、見なれてくると何だか真似のCM?という風な感じがします。どうも日本人はまねが好きなようで、流行を追い掛ける傾向が…。

(4.その他)レンタルポジやロイヤリティフリーの写真を使ったデザインの場合
 これは、いわば「ありもの」の写真をできるだけイメージに近い写真を探してデザインをはめて行くという作業になります。(1)と比較するとかなり広いイメージを選ぶことはできますが、探すという時間を考えなければならないので時間と労力が必要です。レンタルやフリー画像のサイトで検索することが多いのですが、点数が半端じゃない。1つのイメージ検索でも200~300点は軽くあるので、ホント疲れます。それと、1点で金額も30,000~50,000円ほどするのでコスト面でもリスクがありますね。

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 ということで、写真とデザインの関係は、予算の組み立てによって表現方法も変わって来ますが、イメージを膨らます意味では写真があったほうがよりアート性も増幅するし、それに伴った文字のレイアウト、書体を使うことが付加価値のあるインパクト性を持った広告デザインということになるハズです。それと読ませるコピーライティングも重要です。広告を見た時の印象もこのコピーで生きてくる場合も少なくありません。また、広告写真で使う風景写真は逆効果になる可能性も高く、(カレンダー等にもよく見られる…)あまりにも抽象的になってしまい、僕としてはあまりお勧めできません。きれいな写真というだけでは伝えたいことも届かない、難しさがあります。(その場合は、できるだけアングルにこだわって)
 デザイン性・クリエイティブ性を意識しながら作れる人こそ真のデザイナーであり、アート・ディレクターとして様々な面で活躍ができるのだと僕は確信しています。写真とデザインの関係を研究してみると意外と新しいビジュアルイメージを発見できるかもしれません。業界で生きて行くためにはイメージの引き出しを増やして養っていくことなんだと最近つくづく感じてしまう僕なのでありました。…おわり。

次回は、イメージと関係が深い「脳の働きとイメージ」について(予定)です。
では、また。

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A U T H O R

sei2prof
グラフィックデザインをはじめ、
企画力とコンサルティングを武器に
つねに新しいデザインを追求しながら
熱く走り続けて20年余・・・。
デジタルデザインが当たり前のいま、
切った、貼ったのアナログデザインの
経験を活かし、あくまでもMacを
道具として使うデザイン中毒者。

このブログでは、世の中の全て、
身近な物にもデザインは存在する。
という観点で熱く語ります。
楽しくなければデザインじゃない。
遊ぶように前向きにってことで・・・。


・日高 聖二 Seiji Hidaka

・神奈川県川崎市生まれ

・10代から独立心が強く
 様々な挫折をしながら経験を積む。

・21歳、家族の勧めで広告業界へ
 営業と版下のノウハウを覚えながら
 独学でデザインの基礎を身につける
 20年以上のデザイン経験者

・2003年 12月2日 デザイン会社
 SEI2 GRAPHICS&CO. 設立

・座右の銘:この世は修行

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