2006-01

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脱日常化

先日、翔泳社という出版社から発売された「デザインクォータリーDesign」を買いました。以前の僕のブログでもお知らせしましたが、特集は「楽しくなければ、デザインじゃない。」ということで楽しみにしていました。その中の記事で僕が特に興味を持ったのは「脱日常化するデザイン」というテーマ。ここでは、普段何気なく使っている日常品を全く違う発想で使ってみるというもので、あ~なるほどねって思いました。例えば割り箸を「防臭のための道具」にしてみたり、クリップを「歯ブラシを棚などに固定する器具」にしてみたり、トイレットペーパーを「柔らかい長椅子」にしたり、コンドームをラケットなどの「滑り止めゴム」として使ってみたり(下記写真参照)…。楽しいですよね、こういうの…。

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もともと、2005年春にアメリカから発売された「extra-ordinary」という本からの発想で特集しているようですが、2人の日本人の方が著者ということで、何だかモノの見方が変わって見えて来る感覚がたまらなく僕は好きです。この「extra-ordinary」も入手しようかと思っていますが、まだあるのかな~。といあえず探してみます。

こうして見ていると、人間の固定概念というのは「乏しいのかな」と思ってしまいますね。箸を箸としか見なかったり、クリップは書類等にしか使わないと決めつけている訳で(汗)…。デザインのアイディアもそういう違う概念、観点から見てみるという発想が必要だと思うのですが、意外にもこの固定概念がジャマをするという事に気づく…。自分では違う発想をしているつもりでも、それはそれ程でもなかったり、しばらくしてから自分の作品を見てみると、反省点があることに気づいたりします。「モノの見方を変える」という考え方は、デザインには大事なポイントなのでしょうね…。そう考えれば、時間がない仕事や嫌なクライアントの仕事でも「楽しめる」デザイン作業になると、そんな気がします。

「脱日常化」というデザインのテーマは、そこに普通にあるものを「違う使い方はできないのか」と考えることで「デザインも楽しい」という答えがある気がしますね。普段デスクにある何でもない文具や事務用品もそう考えて見たりしていると、いろんなアイディアが出てきそうな感じです。みなさんもちょっとした気晴らしに考えてみてください。何か新しい発見が見つかるかも、ですよ。

という事で、次回この「デザインクォータリーDesign」の第3号は、5月頃らしいけど、毎回とても素敵な内容なので月刊になって欲しい今日この頃であります。

みなさんも是非、書店で見かけたら、読んでみてください。お勧めです!

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僕の生きる道

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こんばんは 昼間とはうって変わって夜は冷えますね。皆さんお元気ですか。僕は元気ですが、ちょっと淋しい事があったりしていろいろ考えた事をつらつらと…

先週の土曜日に、僕が子どもの頃お世話になっていた方が亡くなったというのを今日、知りました。71歳でした。いつも思う事なんだけど、人は修行が終わるとあの世にいくのだと考えます。神様の存在は100%じゃないけど信じる方で、きっともう充分だということであの世に旅立って行くのだって思うのです。そういう風に考えれば、悲しみも凄く素敵な事に思えて来る気がします。生きていればいつかは死が訪れる訳で…。いかに良い死に方をするか、みたいな。そのための「この世は修行」という僕の「座右の銘」の意味が更に深いものになっていく感じがします。去年の年末に大好きなおばあちゃんが亡くなり、年が明けてまたしても訃報の一撃…。さすがに続くと結構心が痛いですね。でも、悲しんでいてもどうする事もできずに、ただひたすらに冥福を祈る事が大事なのです。

ってこんな暗い話はこのぐらいにしておいて、今日の朝のニュースを見ていてどのチャンネルも「堀江社長&ライブドア」の話ばかり…。確かに1つの犯罪ということは間違いないのだけれど、あの人もそれなりに話題を作り、それなりに社会貢献はしたと思います。ラジオで小耳にはさんだ意見として、実はまず彼を逮捕して、もっとそういう証券取引の違反者を絞り込むための「とりあえず」の逮捕劇という話もある。村●ファンドとか、さらなる逮捕者が出てきそうな話をしていました…。ことここ数カ月で「株」に興味を持った人達が溢れて来た矢先の出来事なので各界で取り上げていると思うんですが、「だから、他のニュースはどうなってんの?」に尽きる感じですね。もういいじゃんって思うのは僕だけ?もう捕まったんだから、後は警察に任せればいいんでないのかな~ってね。もっとやるべきことがたくさんあると思うんだけど、どうも視野が狭くなって結局、誰かを釣り上げたいだけじゃね~のって感じることが多いな~、最近の報道は。そしてなんかうさん臭い…。

とまあ、いろんな事件がある中で思う事は、どうして人はそういう風になってしまうのか…ということなんですが、やっぱり「お金」がそうさせている?気がしますね。以前にも話をしたと思うんですが、「満足することを知る」ということが人の道で、貧乏でも幸せな人はたくさんいます。逆にお金持ちでも不幸な人もたくさんいると思います。今回のライブドアの問題も当の本人もそれなりにお金持ち…。でも幸せな人なのでしょうか?単純に、自分の事ばかりを考えていると、いつの間にか不幸になっていく気がします。そして不幸のまま死んで行く…。そんな悲しい人生は僕は御免ですね。貧乏でも、毎日楽しく、そして貧乏だから愉しみもたくさん見つけられると。僕はモノ創りができることがとても幸せで、いいお客さんにも恵まれていて、というかここまで来るのに10年以上はかかった…。これ以上の幸せはないと常に心から思っています。なかなか難しい事だけど、欲を欲張らないという感覚とでも言いましょうか?そんなモチベーションが結果、いい方向に向かって行くのです。

世の中には、自殺をする人、病気で死んで行ってしまう人、人殺しをしてしまう人、仕事をしない人、人の悪口ばかり言ってる人…、みんな同じ人間なのにいろんな形で存在しています。犯罪は当然のように毎日起る。当たり前といえばそれまでだけど、結局は「首から上が違うだけ」。国や都市が違っても人間は1つしかないのです。「物事を考える力と知識を身に付けてしまったから」が人間だとしたら、どうしてこんなにも違う人達になったのかというと、それも全部、人間がそういう人間を創ってしまった、ということです。そんな事を考えていると、僕は過去も未来も全部繋がっているという結論が見えて来る…、そんな気がします。

人間には未知なる力があると言うけど、結局今出来上がってしまった人間達を変える事はできません。「この世が一度、終われば」と思う時もある。僕に力があれば、全部変えたいと思ってしまう今日この頃、みなさんは、今の満足を知っていますか?そして、しあわせですか?本当にそれでいいんですか?

僕はやっぱり「あなたの笑顔が、私のしあわせ」という気持ちを胸に
進んでいこうと思います。かしこ

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事件はネタじゃない

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こんばんは。先週末の雪はいろいろ大変だった方もいると思いますが、そんな雪も今日はすっかり溶けてなんだか物足りない?感じもしてしまいます。いかがおすごしでしょうか?

さて、今日はテレビを付ければ「ホリエモン」の報道ばかりじゃないですか?僕の事務所はテレビがないので(というか必要無い)解りませんが、ラジオでも早速そんな話を話題にしています。でも、今回のホリエモンの証券取引どうこうより、早く解決してほしい問題は耐震強度偽装問題の方だと思います。メディアは新しい問題や事件にすぐ反応して、事の重大さをいとも簡単に切り替えてしまうという、何だか情けない行動パターンが、僕には常にネタを探して見つければすぐ飛びつく的にしか見えません。明らかに被害が大きいのは住宅耐震強度の方で、早く解決しなければいけないのに、テレビではライブドアの事ばかりで…。そんな軽い報道の在り方に腹がたって仕方がない気がします。

報道の番組ってすごく考えているようでなんか「うわべだけ」で、結局は視聴率とかの争いばかり気にして、いい人を装っている感じがします。結局は新しい情報で塗り替えてっていう仕事のやり方には情けなくなります。新潟の雪の被害はどうなってるの?って…。ちゃんと順番があって、解決方法とかを検討していくための報道ではないのでしょうか?逮捕されることはある程度解っていた訳だし、「はい、逮捕されました」って報道で、もっと大きな問題をさらっと流すというのは、どうなんでしょう。報道のレベルの低さを感じてしまう今日この頃です。

結局、いろんな事件の背景には、「自分の事しか考えていない」から、そういう事になる訳で、自業自得という人も多いと思うけど、人間ってどうしても「自分が」、「俺が俺が」になっていくのかもしれません。でも、それじゃあ何にもならないし、誰かに頼ったり、相談にのって貰ったり…。一人では生きられないのにね。どうしてそうなってしまうんでしょうか??日常の中でも小さい事だけどそういう事ってありますよね。例えば、僕の事務所は1階の踊り場みたいなところにポストがあるんだけど、ポストの下にちゃんとゴミ箱があるのに外に落ちてたりします。たまたま同じマンションの住民を見かけた時に、自分のポストの中はキレイにしてるんだけど、出したチラシとかは適当に捨ててるんですよ…。これこそ「自分が使う所だけキレイにして、外は関係ない」という感覚。こういう人ってたくさんいると思うけど…。ひどい時は自分ちのゴミをそのポストのチラシ用ゴミ箱に入ってたり…。ホント自分の事だけな人っているんだな~って思います。そのゴミは誰かが(僕が)捨ててるっての。あ~腹たつ~(怒)そんなに難しいことなのかな~ゴミ捨てって???

てな訳で、今日は報道に対する思った事、ゴミをちゃんと捨てられない人の話になっちゃったけど、そういう気持ちも仕事に出てくると思うし、大人として何をしたらいいのかという事を順序よくこなして一人前でしょって思った次第でございます。

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古本のVOICEから…

今日も冷え冷えですね。皆さんちゃんと暖かくしてますか?天気予報では明日の夜半から東京にも雪が降るようです。特に東京は「雪パニック」になるのでくれぐれもご注意下さい。

さて、今日の夕方少し時間があったので近所の「古本屋」に行って来ました。そこはただの古本屋さんではなく、デザイン関連やファッション雑誌(洋書も有)の種類が結構豊富で、よく利用しています。90年代初頭のモノもあったりして僕の好きな「アナログチック」な専門書とか、ついつい見入ってしまいます…。で、ふと思ったのはデザインって技術性は明らかに変わったのは否めませんが、アイディアや作風はそんなに変わらないんだと改めて感じた次第です。「デザインは素晴らしい」と…

僕はかなり前から「STUDIO VOICE」を買って読んでいるんだけど、たまたま1991年のVOICEを見つけ、買ってしまった。当時の定価も今と同じ500円。その古本屋では250円でした。※下記は表紙と扉のコンテンツです。

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で、この号で一番僕が気になって読んだ特集は、「都市とポスター」という記事です。一部記事を抜粋して記載してみますね。

街頭広告・ゲリラ広告で都市の感情を見る。
 多くの情報を詰め込んだ街頭広告を眺めるには、いくつかのポイントがある。そのポイントさえ押さえれば、あなたはどの国に行っても、どの都市を歩いても、街頭広告の達人になれるのだ。分かりやすい例で言えば、街頭ポスターに登場する女性のイメージは都市ごとに、国ごとに、大体統一されている、と漠然と感じないだろうか。
 街頭広告によって「その場所における理想的女性像」がなんとなく表現されているわけだ。また、その理想像は時代によっても微妙な変化を見せる。そして、「世界街頭広告図鑑」では、何年何月のどこで収集した街頭広告か、というデータが厳密に収録してある。細部にまで執着したのは、街頭広告の断片からその時代、その場所の日常生活の意識を再構成しようと試みたからである。
 広告は現実の生活とは切っても切れないもので、実際の需要があって広告が現れているのであり、広告効果があるからこそ、街頭広告は存在し続ける。可逆的に考えれば、広告から必要とされた商品が分かり、商品から人々の生活の有り様が読み取れて行くという可逆性がある。

とまあ、最もであり、とても人間的な気質さえ感じるこのコメントは、その通り!って握り拳をあげてしまいそうになりました。

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みなさんも少しだけでも興味があったのなら、例えば、外国にいった時や日常的な生活の中で気にしながら街を歩いてみると、その国や都市の姿が目に見えてくるかも知れませんよ。もちろんそこには、感受性と洞察力の感覚を持ってして見る意識が必要だけど、もしかしたら自分の先入観や偏見を打ち破るかもしれないし、「やっぱり、そうか!」みたいな感覚のズレを正しく裏付けて行くかも知れません。ほんと広告もそう考えると面白いですね!

ひとことで広告と言っても、街頭広告はかなり生活に密着していて、人々と商品等を融合するための役割があるのです。上の写真はヨーロッパのパリとロンドンの街頭広告ですが、やっぱり今の日本には「何か欠けている」と思うのは僕だけ?っすか…

ということで、スタジオボイスも昔はかなりデザイン特集をしていたんだけど、最近はなんかいまいちで、企画もネタ切れっぽいんですけど…。もう一度初心に戻ってそんな特集をお願いします…。なんて、皆さんはどう思いますか?

それでは、また。良い週末をおすごしくだされ!

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Pen No.168号

こんばんは。今日はめちゃめちゃ寒いですね…。僕の事務所は7階建てマンションの屋上にあるので寒さ半端じゃないですよ…

さて、みなさんは今月発売された「Pen」を買い求めましたか?僕はもう表紙を見た瞬間に、それこそ中味を見ずに速効で購入しやした。今回の特集は「ポップアート」なんですが、デザインの要素はあるけれど、ちょっと違った見え方を感じます。1900年初頭から登場したポップアートは、かつてのウォホールやバスキア、リキテンスタイン等の代表されるアーティスト達が登場し、大きな影響を与えながら歴史を作りました。

僕が思う「ポップアート」は、クリエイティヴ性とデザイン性を兼ね備えた言わば「ポップデザイン」という感じがします。単なるアートではなく、広告性やグラフィカルな作品に僕はかなり影響を受けましたね…。そして今やその後継者とも言える人達がたくさん増え続けています。その中でも僕がどこかアナログチックでメッセージ性の強い写真家「デヴィッド・ラシャペル」という方の紹介があったのでここで取り上げようと思います。※以下の写真は合成ではなく実写です!

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【Penの記事を一部抜粋してみると…】
巨大なゴム風船を使い、コカ・コーラなどの身近なアイコンを、
非日常的なセットで撮影した作品は、大量消費社会という
ポップアートの文脈にのっとっている。
ラシャぺルの色鮮やかな写真の秘訣はどこにあるのか?
彼曰く…
「僕の写真は、まずアイディアとコンセプトありきなんだ。
アートディレクションをしてセットの色を決めて撮る。
すべてをありのままに撮ると、あのような色になり、
世界になる。特別なフィルムを使っているわけではなく、
デジタル加工しているわけではない」… と。

実に単純で、シンプルな撮影方法なのに、そこにはコンセプトがしっかりあるからこその、なせる技なんでしょうね…。いちばん感じたのは「アナログな雰囲気」が漂っていることの新鮮な写真の見え方。ありそうでなかったというのが率直な意見です。こう考えるとデザインもカメラも企画とコンセプトがそこにあれば、1つの作品としてジャンルを超えて完成されるんだと、今回の「Pen」を読んで感じました。僕も思わずこんな作品を作りたくなりましたあ。そして、デザインは大きな箱で、その中にいろんなアートや建築やグラフィック、エディトリアルなどが存在しているということを再確認した次第です。まだお読みでない方はぜひ買って読んでみてください。きっと何か自分の中で「はじける」感覚があると思いますよ。

それにしても、毎回「Pen」さんはいい特集をしていて、簡単に手に入るデザイン関連の情報は以前では考えられなかった時代がありました。でも、今やコンビニでも手に入るデザインとかアートとか、いい時代になりましたね。本当に「Pen」さん、ありがとう!です…

つーことで、今回は雑誌にかなり心踊らされたSei2でした。毎日寒い日が続いておりますが、くれぐれもお身体には気をつけておすごしください。

それでは、また。

テーマ:デザインアート - ジャンル:本・雑誌

いいデザインとは…

今日も少し暖かくていい天気ですね…。いかがお過ごしでしょうか?僕はちょっと風邪をひいてだるだるな感じですが、仕事は休めないので(というか僕しかいないので)なんとか作業をしております。病は気からでしょ、やっぱり…

さて、今日のお題は「いいデザイン」とは一体どういうものなのか!について思った事をエントリーしますね。いいデザインの基準はきっとありません。確かにクリエイティヴ性が強く、イメージも統一できているデザインは「いいデザイン」と言えるかもしれません。でも、それは見る人の価値観や感性が決めるものなのと僕は思います。どうしても仕事の流れでクライアントに気に入って貰えるデザインになってしまうところがあって、本当の意味で言えば「それは間違っている」ということです。「いいデザイン」とは、クライアントももちろんですが、誰が見ても同じイメージ、同じコンセプトが明確でなければならないと思うんです。これは非常に難しい…。なにをもってして「いいデザイン」を創るかになる訳ですが、自分勝手や自己満足に陥りやすいデザイナーにとって、いかにそこに向かっていくかがこれからのデザインにとても重要なモノになってきます。

僕の場合、自分をいろんな立場に置き換えて考える事…。例えばクライアントの立場になってデザイナーにどう説明するのか、とか、実際にその広告を見るエンドユーザーになってみたり、メーカーの担当者になってみたり…と、様々な角度から見る感覚でつねに考えています。ほとんどのデザイナーさんは「そんなの当たり前じゃん」だと思うんですけど、とかく自己満足や代理店や発注者に合わせたデザインになったりするものです。で、ここで大事なのはいくらデザイナーがいろいろ考えても発注者からメーカー担当者、その企業全員がそこに向かっていないとデザイナー一人の力では限界があるのです。

「いいデザイン」は、その作業に携わる人間ひとり一人が同じ感性で同じモチベーションになることで生まれて来ると僕は信じています。って、簡単に言いましたが、それができたら苦労しないよって声も聞こえてきそうですね…。でも、できるだけそこに向かうように説得したり、打ち合わせをすることが大事なんだと思います。このバランスがデザインを創る上で大きなテーマなのかも知れません…。デザインは一人で創るモノじゃないってね。

バブルが崩壊して、モノが売れない時代があって、不景気から学んだ人々の感覚は「本質」に向かっています。間違いなく…。そして、デザインという役割をちゃんと考える人間達がどんどん増えて行く。最近、お客さんと話していると気付く事がたくさんあります。それは、昔のような「ただ作ればいいんだよ」ではなく、無駄のないしっかりしたコンセプトを求め、お金を賭けるんだからしっかり企画を立てて、失敗しない広告を作りたいという人が増えてきたと思います。これは、本当に素晴らしい事です。そんな気持ちで接していれば自然と仕事がやってくる…。僕はそれしか考えない。いつも誰にでもそうする努力をしています。でも、まだまだですが…。

という訳で、最近「いいデザイン」に出会いましたか?刺激を受けましたか?…。
デザイナーも、そうでない人も物創りの「本質」さえ解れば、すべて上手くことは運ぶもの…。

そう信じて、今年もデザインは終わらない。

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Appleの戦略

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今日は一段と寒い東京です。皆さんお元気ですか?雪は降らないもののこの気象状況はやっぱり変ですよね…東北地方の大雪も半端じゃないし、レタスが500円代ってどういうこと?って感じです。明日明後日は少し暖かくなるらしいので雪崩にはくれぐれも気をつけてください。

さて、今回のお題目は最近はめっきり「ipod屋」と化したAppleの戦略について思うところをエントリーすることにしました。IT関連の情報を網羅している「IT Media」によると、今度は携帯市場を狙っているらしいです…。もともとAppleは、グラフィック用に開発されたコンピュータからはじまっていて、その歴史にもそれなりに定評があった。が、しかし、最近では企業イメージを一新し、最先端分野にも参入、そして大成功を収めたと思う。でも、10数年もMacを使っている僕にとっては「小さくまとまってきたな」という感じもする。要は「金儲け」に目覚め、新しい儲け方を知ってしまったとも言えるでしょう…。そして年明け早々に発表になったPentium Mac…。今後は不具合等も続出となるだろうが、ようやく「本業?」って思ってみたものの、IT Mediaによると次は携帯電話産業への進出があり得そうです。下記は、IT Mediaが発表しているコメントです。抜粋しましたのでご覧くださいな。

【IT Mediaの記事より抜粋】
 米Apple Computerが「Mobile Me」というフレーズの商標登録を出願した。
 幅広い事業への利用を想定しており、同社がiPod電話を投入するかもしれないとの
 憶測に拍車を掛けている。

 「iPod + iTunesおよびMacのフランチャイズを拡大し、スマートフォン、
 付加価値電話コンテンツサービス、さらに幅広い家電分野を含む新規事業分野への
 進出に向けた(Appleの)戦略的方向性が、これで一層浮き彫りになった」。
 American Technology Researchのアナリスト、ショウ・ウー氏は1月12日の
 報告書でこう記している。

 Appleは米特許商標庁に1月5日付で出願を行った。
 コンテンツのデジタル化と携帯化が進む中、Appleがブランドと機能を拡張して
 いずれスマートフォン機能を持ったiPodを投入するのではないかとの憶測は
 以前から流れていた。iPodでは音楽に加え、
 ビデオやテレビ番組などのコンテンツを購入して再生できるモデルもある。

 今回の商標でカバーされるのは、コンピューティング機器、モバイル機器、
 およびモバイルサービス(デジタル音楽、ビデオ、ゲーム、電子メールおよび
 インターネット/イントラネット/エクストラネット/テレビ/携帯/
 衛星ネットワークを通じたメッセージングを含む)の分野。

 これに対し、Apple広報はコメントを避けている。

 さらに、iPodフォンの噂と並び、MVNOと呼ばれる携帯サービスプロバイダーが
 提供する携帯電話サービスの再販にAppleが乗り出すとの
 憶測も流れている。

 携帯ミュージック、ビデオ、若者向けの市場について、
 「Appleがこれまでに成功を収めてきたコンテンツと市場の種類を考慮すると、
 この戦略は成功するとわれわれは考える」と述べている。

確かに、流れからすると気持ちは解るが、どうも金のにおいがプンプンで、今までのコンピュータなのにアナログっぽいイメージがあったApple+Macというイメージはもはや無いと言ってもいい位ですよね…。実際にipodフォンとして発売されると今現在のipodユーザーをそのまま囲い込むような形になることは明確です。となるとDoCoMoやau、そしてVodaphoneの打撃は図りしれない…。いわば「潰し」の境地になるのは言うまでもないでしょう。

Appleの最大の武器は、なんと言ってもipodユーザーとPCユーザーをそのまま囲い込むという戦略…。かつてNTTが最大の囲い込みに成功したように、それを遥かに超えるであろうこの戦略はまさに弱肉強食の世界、生き残りの切り札か!みたいな感じがしてしょうがない…。

新しいユーザーばかりにかまけてないで、もう少し今までのユーザーを大切にして欲しいと思うのは僕だけっすか?今後のAppleには目を見張るものが確かにあるけど、何だか寂しい気持ちになるのはみんなも同じだろうなって思います。

というわけで、今後の動向が気になりつつ、未だにOS9をこよなく愛し、使いマクリのSei2でした。寒い日が続いていますので、暖かくしてよい週末にしてくださいね。
また、来週エントリーします。おやすみなさい…

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デザインするための考え方

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今日は「成人式」ですが、今日から本格的に仕事のスタートです。僕はどうも成人式というと「15日」と連想してしまいます。毎年成人式は天気が悪いときてますが、今年はまあまあでしたね。でも、やっぱり夜になって雨がチラホラと…そして寒いです。皆さんいかがお過ごしですか?それと、成人の皆さん、おめでとうございます。

さて、今日のお題目は僕が「デザインする時」の気持ちというか、モチベーションについてお話しようと思います。たまたまAmazonからメールでお知らせが来たんですが、皆さんは昨年発売第1号の「Design」という書籍をご存知ですか?原研哉さんや永井一正さん等、デザイン業界で活躍中の巨匠的存在の方々が特集ページでいろんな観点からデザインを語っている本です。前回の特集では「あなたを変えたデザインとは何ですか?」ということで、僕にはかなり共感できる内容だったので次号も買おうと思っておりました。そしてAmazonからお知らせ…。第2号は1月24日頃の発売だそうです。

次号の特集は「楽しくなければ、デザインじゃない。」です。もうこのキャッチコピーだけで買ってしまう感じですが、僕がいつも思っている通り?という感じでの特集なので悔しい反面、どう捕らえてそう言っているのか、とても興味がありますね…。間違いなく購入することになるでしょうが、Amazonの注文ページにあったコメントを載せてみましたので、興味のある方にはお勧めの本ですよ。

【Amazonより抜粋】
 デザインは人を楽しくする。そう仮定したところから、あらためてデザインを、
 グラフィックを考えてみる。そんな企画の特集です。
 ページを開くたびに、きっと独特の「面白さ」を体験できるはずです。
 新進気鋭の写真家・安村崇さんの作品から、原研哉さんのゼミから
 デザインにおける機能の役割を考えなおすプラクティカルな作品群、
 さらにお笑いの人気コンビ、ラーメンズの公演などで実際に使われたポスターや
 チラシなど、全てのアートワークを一挙収録。
 小林賢太郎さん、片桐仁さんからのコメントもあります。
 読者のクリエイティビティを刺激する「見ごたえ」のある作品を、
 惜しみなく掲載します。
 また、原研哉さんと放送作家の小山薫堂さんとの対談では、
 業界の枠組みを越えて、デザインとエンターテインメントの接点を探ります。
 巻頭では、仲條正義さんのインタビューも入り、「読みごたえ」も十分です。

とまあ、デザインをテーマにした題材で、楽しめそうなコメントです。

「楽しくなければ、デザインじゃない。」…まさに僕が思っている事と同じで、創る側も発注する側も「楽しむ」というデザインへの考え方は、何よりも大事なこと…。それは例えば、「仕事だから」とかではなく、「創る楽しさ」というデザインの原点がそこにあるような気がします。時間と締切りに負われ、ろくな睡眠を取らず、しまいにはイヤイヤだったりでは楽しいはずがありません。もちろん時間や締切りを守るのは言うまでもありませんが、できればそんなことも考えずにデザインができたら…と思います。そうすれば、世の中に素敵で楽しめるデザインが増えるハズ…。って、まず無理でしょうけどね。

なので、やっぱり「考え方」を自分で見つける必要がある訳で、どうやって楽しむか?ということなんですが、僕の場合、頭の後ろ(後頭部あたり)にスイッチがあるイメージをします。今は5つ位ありますが…。例えば嫌な仕事が来た時は、「楽しむスイッチ」を入れます。そうすると不思議と嫌じゃなくなって、楽しめる発想が生まれて来ます。でも、ここで難しいのは、自分の仕事のやり方やアイディアの生み方の経験が必要になってきます。そして何よりも自分を知ることが重要です。これができるようになるともう1つのスイッチも簡単にできるようになって、いつの間にか4つ、5つと…。そうなれば、いつも同じ気持ちで仕事に向かえるという訳です。
(※練習が必要ですけど)

という訳で、今年もデザインを楽しもうと思う今日この頃、皆さんは今年いくつスイッチが作れますか?いい作品目指して、一生懸命頑張りましょう。

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A U T H O R

sei2prof
グラフィックデザインをはじめ、
企画力とコンサルティングを武器に
つねに新しいデザインを追求しながら
熱く走り続けて20年余・・・。
デジタルデザインが当たり前のいま、
切った、貼ったのアナログデザインの
経験を活かし、あくまでもMacを
道具として使うデザイン中毒者。

このブログでは、世の中の全て、
身近な物にもデザインは存在する。
という観点で熱く語ります。
楽しくなければデザインじゃない。
遊ぶように前向きにってことで・・・。


・日高 聖二 Seiji Hidaka

・神奈川県川崎市生まれ

・10代から独立心が強く
 様々な挫折をしながら経験を積む。

・21歳、家族の勧めで広告業界へ
 営業と版下のノウハウを覚えながら
 独学でデザインの基礎を身につける
 20年以上のデザイン経験者

・2003年 12月2日 デザイン会社
 SEI2 GRAPHICS&CO. 設立

・座右の銘:この世は修行

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