2007-11

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女30歳の特別。

まさに冬到来っ!な感じで気温の低さと仕事温度?の低さで、暖かい季節が恋しい今日この頃、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?そろそろ年賀状の準備やら年末進行等で忙しくなるはずのデザイン業界ではありますが、今年は例年になく落ち着いた雰囲気を感じています。と同時に焦りもあったりして…。気持ちばかり慌て気味ではありますが、今回のお題目はちょっと仕事から離れて「女性の年齢」について想うところをお話してみます。あくまでも男性の意見って事で、どうぞよろしく。

さて、女性の中ではご存知の方もいると思いますが、先日の19日に、株式会社バンダイから『三十記(みそき)THIRTY DAYS DIARY 30歳になるまでにすること』というちょっと興味深い商品が発売されました。相変わらず品切れ中のようですが、いわば女性の揺れ動く30歳という年齢をテーマに、素敵に迎えるためのカウントダウン的ダイアリーのようです。発売元がバンダイというとろこも面白いんだけど、文具と書籍の中間のようなこの商品は、これから30歳を迎える女性達をターゲットに考えられた一風変わった日記のような商品です。取扱方法としては、誕生日の30日前から袋とじ仕様になっているページを1枚ずつカットし「過去」と「今」を見つめ直すかのようなメッセージを読むと言う事から始まります。質問形式になっていて、それに対して自分自身が想う事を答えを書き綴って完成させていくという仕掛けになっています。例えば「過去」のメッセージには「子供の頃描いていた『大人』はどんな人だったか思い出してみましょう」とか、「今」については「ココロにいいことの目標をたててみましょう」等、カウントダウンというかこれから何かを始めましょう!みたいな前向きな気持ちになれる仕掛けになっている。女性達にとって「30歳」というのはいろんな意味でとても重要な年齢だと思いますが、仕事関係や友達の女性達に聞いてみても充実している人もいれば、意外と深刻だったり忙しかったり…。女性達にとって「女の子」から「大人の女性」へと変化する過渡期が30歳という事のようで「仕事」や「結婚」、または「子育てしながら」という「家事と両立」等、現実の中で実は20代の「女の子」から、いきなり「おばさん」という聞きたくない言葉が使われるようになってくる年代。おばさんになるのか、素敵な大人の女性になるのかは、その人自身の生きthrty_30days.jpg方、考え方でも変わって来るという事なのだろうか…。そういう意味では女性の30歳という年齢は、最も生き方に個人差が出る年代と言えると僕は思う。女性ならお洒落や美しさの追求は必然な事だと思いますが、仕事と結婚という現実をいかに自分らしく組み立てていくのか?を見つけるためにも、この『三十記』は、役に立ちそうな気がします。また、逆に男性においては、こういう商品は必要もないと言ってもいいだろう。そこには「男と女の違い」という本質的な違いも大いにあると僕は思うし、男性向けでは売れない気がします。さらに、バンダイの「三十記サイト」では、各界で活躍中の魅力的な女性達の「30歳になるまでの自分」や「30歳になってからの自分」に関するインタビューが掲載されています。女性が見てももちろん、男性の方々にとっても、しっかりと自分自身を見つめている女性達から「頑張っている姿」や「仕事に対する生の声」とでも言う感じで、実に元気を貰えるような、「僕もがんばらないとっ」なんて思えてくる、そんな気がします…。あくまでも僕の場合の話ですけど…。

最近では、団塊の世代での自殺者が多いなんて話をよく耳にします。ひと昔前までは「男は強い」なんて言われていた時代もあったけど、僕が想うに「男性が弱くなった」のではなく、男性は昔のまま何も変わらずで、女性達が進化し続けて「強く賢く素敵な大人」になっているのかな?なんて思います。どうも男と言うものは、現実的には考えず、どちらかというと夢とかロマンばかり追いかけて…。そんな風に考えていると、やっぱり女性にはかなわないなぁって思えてくるのです。なので、世の中の老若女の全ての女性達にはいつまでも元気で、素敵でいて欲しいと思います。少なくともそれは僕にとって勇気とやる気の糧なのですから…。いつまでも美しく輝いてて頂きたいものです。頑張って下さい。

という訳で、働く女性がどんどん増えている中で、大切なのは「男としての役割」をしっかり自覚すること…。対等という言葉はあまり適切ではないけれど、女性には女性の接し方をちゃんと心得る事。そして尊敬する事も必要だと思うのです。働く女性のお陰で、実は日本の経済にも大きく影響を与えて行くと僕は思うのですが、どうでしょう…。元を正せば男性も女性から誕生しているのですからねぇ…。敵うはずもない。というか「母は強し」って事なのかな…?それでは、またお逢い致しましょう。

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こども+でざいん

11月も後半です。急に冷え込んで僕の会社は早くも暖房の稼動となりました。一般的な部屋よりプレハブのような部屋なので壁も薄くてすきま風も少々…。なにせ屋上ってのが風も受けて、そりゃ寒いっすよね…。皆さんはいかがお過ごしですか?ちゃんと暖かくしていますか?特に女性の方々はお洒落のために我慢もしていると思いますが、風邪をひくのか?それともお洒落か?と薄着の女性達を横目で見ては、大変な季節なんだなと思っている次第です。でも、できるだけ暖かくしていて風邪等ひかぬよう元気でいて欲しいものです。小生も女性がいないと生きて行けないもので…(笑)

さて、女性と言えば「子育て」という人生での大変な時期を迎える方も多いと思いますが、実は「デザイン」と「こども」の相互関係は非常に大切な事だと思うのです。小さい頃からの視覚は非常に純粋で、好き嫌いがはっきりしています。言うなれば「デザイン」の評価の難しさは「子どもの視線」というのが大きな課題でもあると僕は思っています。デザイン専門誌の「DTPWORLD/8月号」では、「コドモデザイン」という特集で、その大切さを伝えています。つまり、子ども向けとは言っても、赤ちゃんから幼児の子ども達が自ら自分の手でお金を握ってレジに行く訳である筈がなく、お母さんもしくはお父さんが「これはいいっ!」という判断のもと、子どもに与えて行く場合がほとんどです。と言う事は、お母さんをメインターゲットとして本のタイトルや色使い、ロゴ、そして全体のレイアウトを考えなくてはなりません。でも、あくまでも子どもが見て判り易く、楽しいものでなくてはいけない。教育という観点にも重要視する必要がある。そう考えると、単に可愛らしさとかキャラクター物というよりお母さんが見ても素敵で判り易く、そして「センス」と「ファッション性」がとても大事なんだと思います。また、最近では、ライフスタイルの変化に伴って“子どもを持つ両親”に向けた「親子で楽しむ雑誌」と言うものが続々と登場しているようだ。コンセプトやそのデザイン面で見てみると下の写真の「baby mammoth」は、紙面の構成や配色、ロゴデザインに至るまで、まさに「お母さん心」をくすぐる作りと言えるでしょう。メインターゲットは、マタニティ期~3歳児までの子どもを持つ両親を対象にしていますが、インテリアからファッション、健康、そして教育を通して、多才な切り口で子どもとの対話方法を紹介している。その背景には両親の世代にbaby mammoth No.6あり、若い頃から多くの情報や洗練された商品が溢れ始めていた時代や流行ならでは…。一歩抜け出た感のあるセンスはまさにピンポイントを狙った企画なのかなと思う。今までのいわゆる「子どもっぽい」というデザインではなく、オシャレな世代に受け入れられるデザインと構成で子ども向けのジャンルではありそうでなかった“かっこいい”部分をプラスしているところがとても興味深い。とかく子ども向けの書籍というのは母親向けが多く、父親が手に取って見ようとさせるモノがない中で、この雑誌は違う。何も抵抗なく見れるというそのデザインは、きっと父親にも必要な感性を引き出してくれる気がしています。そして、その雑誌から感じるのは「子育ては自由で楽しいもの」というメッセージ。そして、親も子どもと一緒に成長して行く必要があるのだと…。最近の大人の身勝手な押し付けや教育が目立つのはどこか間違っていると思うし、育てる責任とかしつけにこだわるよりも「子どもと楽しむ事」こそ父として母としてして大切な事。子どもは楽しい事が大好きなんですから…。こんな事言うと反感を買いそうだけど、子どもは楽しむ事以外は考えていないと言ってもいい。まぁこれは自分が子どもの頃の記憶から来るものだけど、いつもそればっかりでしたから…(笑)。ここ最近でも自分の子どもを虐待したり、行き過ぎて殺してしまったりという事件も多いのも現実だけど、僕の中では「デザインで子ども達も救える」んじゃないかと思うのです。例えば、今回紹介した雑誌を知って子どもと一緒に楽しんでいれば…。決してそんな事件だって起こらないと思う。また、こんな話もある…。厚生労働省が行なった5歳児までをターゲットにした「21世紀出生児縦断調査」では、コンピュータ・ゲームをする子どもは既に全体の5割を超え、2人に1人は習い事をしているらしい。その子供達の生活実態では、成長とともに習い事などの経済的負担を重く感じる親の姿も明らかになっただけではなく、「幼稚園などに通い始め、友達の影響でゲームをする子供が増えたのではないか」と厚生省は発表している。っていうか、そのゲーム作ってんのは子どもを持つ親、大人達だったりするんですけどっ!よくもまぁヌケヌケと言ってくれるもんです。それを言ったらキリがないけど、僕がいつも言う「想像力」を失いかけそうなら、コンピュータ・ゲームじゃなくて、ぜひこのような雑誌をお勧めしたい。昔ながらの絵本を通じた親子の対話のようにね…。とかなんとか言ってますが、自分には子どもがいないので、父親になったつもりの「妄想」ばかりなんですけど。

という訳で、今回は「こども」と「デザイン」の繋がりについて想うところを簡単に綴りました。自分には子どもがいないけど、たとえ自分の子どもじゃなくても、街中で見かける子ども達を見て親父の気分に浸っている今日この頃。子どもは育てるんじゃなく、必然として育つんです。ほったからしではなく、大人としての役割は、ちゃんと正しい方向を教えながら、その子の良いところを発見し、伸ばしてあげること。一般的に言う親としての責任とは、本当は誰の責任?って聞いてみたい人もちらほらといますが、例えば、日常のモノにあるデザインを上手に見せてあげたり、大人として教えてあげることを考えながら、子ども達が素敵な大人になるための道を僕らが作って行く…。それは責任ではなく役割なのだと思うのです。さてさて、僕の妄想は、これからもまだまだ続くのであります…。あっ、そうそう「モノより思い出」って某自動車メーカーで使われたキャッチコピーって、やっぱりいいですよねぇ。それでは、また。

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風呂本?のススメ

いつの間にやらこのブログのカテゴリ『デザイン思想』も100話を超えていました。よくもまぁそんなにデザインの話が…、等と自分自身で関心してしまっているSei2です。すっかり夜は冬モードになって来ましたが、巷では風邪も流行っているようなのでお気をつけ下さい。とにかく「うがい」は異常なほどにしているので僕は元気です。というか、年末進行もチラホラとあるのでここで風邪をひいてる場合じゃありません。

さて、一気に冷えて寒い夜にはやっぱりお風呂にゆっくり浸かって…、というのが心地良い季節になりましたが、最近ではお風呂にテレビがあったり、CDプレーヤーで音楽を聞いたりと、お風呂時間の手持ちぶさたを解消する方法もいろいろあるようで、ひと昔前では想像もつかないお風呂スタイルも増えて来たようです。で、ここはやっぱり「読書の秋」って事で、僕はお風呂で読書をしようかと思っています。やや前回のエントリ-に通ずるところもあると思いますが、お風呂で読書=「風呂本」ってことでお付き合い下さい。お風呂で読書の注意点は、ほとんどの本が「紙製」で、これがまた湿気を良く吸ってフニャフニャでデコボコになってしまうということです。で、僕が思ったのは、ならば「古本ならお風呂用で」と思った訳です。さすがに新しく買って来たデザイン書とかはもったいないので、既にややボロッとしている古本はお風呂用に丁度良いのではと…。例えば、わざわざ古本屋さんで買って来るのもいいでしょう。1冊100円とかであったりするのでお勧めです。はて?ではお風呂で何を読むのか?ということになりますが、僕のお勧めは難しい文学小説というより、推理小説もしくは恋愛小説あたりが良いかと思いますがどうでしょうか…。サクッと物語の世界にも入れるし、文庫本の種類も多く大きさもお風呂に丁度良い。古本だから濡れた手でページをめくるのにも抵抗がなく、安い「風呂本」なので気兼ねなく扱えるとこが何とも良い。でも、そこで注意したいのは、ついうっかりの「水没」です。これだけは避けたいですね。いっそのこと濡れても平気なビニール製の本でもあればいいのに…等と思いつつ、薄い紙を破かないように扱いながら、でも雑にお風呂でってのが1つの楽しみになりそうな予感です。それと、読まない方がいい本としては「心霊もの」とか「ホラーもの」、これはキツい。まるでヒッチコックの映画「サイコ」のような恐怖感が押し寄せるに違いない。ゆっくりのお風呂のはすが、思わず怖くて急いで出ちゃう(笑)みたいな。でも、そんな恐怖感を味わいたいお好きな方は、ぜひお試しを。気分的に落ち着きたい人には「宮沢賢治」とか「夏目漱石」あたりもいいかも知れません。「お風呂で読む本ランキング」とかあればいいのですが、こんな風に今あるモノでいつものお風呂も楽しいものにできたりすると思います。意外と日常の何気ない習慣でも、ちょっとしたアレンジで気分転換にもなったり、新鮮だったりしますよね。まぁ僕の場合、都心ならではの狭いお風呂場というのが、実は落ち着いて好きなんですけどね…。

Norwegian Woodさらに僕のお勧めは「ノルウェイの森」です。かなり前に読んだことがあるんだけど、言わずと知れた「村上春樹」の長編小説で1987年に講談社から書き下ろしされ、後に上下巻で文庫化されている代表的な小説の1つです。使用されたキャッチコピー「100パーセントの恋愛小説」というのも発売当初、話題にもなりました。もちろん、著者の作品では好き嫌いもあると思いますが、この物語の中では、主人公の「僕」が好きな「ビートルズ」の「ノルウェーの森」が舞台回しとして効果的に流れているあたりも当時、生活には欠かせなかった音楽を取り入れることで、物語の世界観を増幅させている素晴らしい演出だと僕は思う。でも、著者の村上さんは「ビートルズ」より「ドアーズ」が好きだったらしいです…。そして物語は、37歳の主人公「僕」が、ハンブルク空港に到着した飛行機の中で流れる「ノルウェイの森」を聴いた事から、18年前に死んだある女性のことを思い出す…、というもの。そんな主人公「僕」と自殺した友人の恋人「直子」を軸に、さまざまな思春期の葛藤や人間模様、恋愛、喪失感などを巧みに描かれてる作品です。これをキッカケに、後の村上ワールドの世界観にも大きく関わっていると言えるでしょう。今現在でも非常に広くの人々に読まれている小説ですが、最近では、実際の「ノルウェイ」でも人気のようでこの小説が再燃しているというニュースを見かけました。翻訳された「ノルウェイの森」は日本語版とは全く違うイメージ(上写真)ですが、思わずジャケ買いしてしまいそうな雰囲気でいい感じですね。とにかく「秋の読書」という感じではこの小説がお勧めです。お風呂でのぼせてしまうほど、のめり込んで読んでしまうと思うのでくれぐれもご注意下さい。

と言う訳で、今回のお題は「風呂本」でしたが、後半は村上春樹先生談になってしまいました。まぁ要するにお風呂にゆっくり浸かって、いろんなイメージを思い浮かべたりする事が大切だと言うこと。そんな余裕も時には必要なので皆さんも一度「お風呂で読書」を楽しんでみて下さい。何を隠そう、僕のデザインのアイディアやイメージ作りは“ノルウェイの森”ではなく、“お風呂場”にあったのですから…(笑)それでは、また。

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続・デザイン展

お世話さまです。先週まで開催中だった「東京デザイナーズウィーク」をはじめ、「デザインタイド」等、デザイン分野への注目度も高まってかなり会場を訪れた人も多いことと思います。何かいい発見、いい刺激を貰いましたか?結局僕は気がついたら終わっていたので今年も機会を逃しました…。行けなかったのは残念ですが、その分、作業も進んで充実した週でありました。

さて、デザイン関連のイベントやエキシビジョンはまだまだあります。今回ご紹介するイベントはネット上での開催で、TDC20周年記念として「35冊のブックと、75枚の絵はがき展」というもの。現在はまだ準備中ではあるけど、書籍と絵はがきをテーマに開催する予定です。TDCとは1987年に発足した、東京タイプディレクターズクラブの略称で、タイポグラフィをテーマにした企画展の開催や、本の出版、セミナーの開催等、国内外のデザイナー同士の情報交換、そして新たな表現の場として活動を続けている団体です。で、発足20周年を記念したイベントとして、国内外から錚々たるデザイナーが集結。ウェブサービス『BCCKS(ブックス)』とコラボレーションとして開催するというものです。イベントというよりエキシビジョンになるようですが、このBCCKSでは、ウェブ上で雑誌や書籍、絵本や写真集、日記などの本が簡単に作れるようになるサービスで、35冊のブックと、75枚の絵はがきを日本を代表するグラフィックデザイナーの面々によって「BCCKS」上で公開し、ウェブ上で閲覧できる「ウェブブック」や、実際に手にとって購入できる「プリントブック」等を発表する予定らしい。これは今までにない試みのようで、「ウェブブック」の方はもちろん、インターネットで誰もが閲覧可能になるという。当然、動作環境も旧OSでは難しいかもしれないけど、ウェブ上で何かをするという感覚を味わえるに違いない。また、「プリントブック」では、青山ブックセンター本店・六本木店をはじめ、ギンザ・グラフィック・ギャラリーや国立新美術館内のスーベニア・フロム・トーキョー、ツタヤ六本木、デザインブックス(東京デザインセンター)、六本木ヒルズ アート アンド デザインストアで開催されるようです。僕が興味があるのはやはりネット上で閲覧できる「BCCKS」で、特に装丁の分野ではタイポグラフィと本との関連性もいろいろ参考になりそうだし、活字の魅力が満載になると思うので今から楽しみなBCCKSエキシビジョンです。例えば、装丁デザインと言えば「祖父江 慎氏」で(特にマンガ)好きな人なら誰もがその名を知っていると思いますが、その豊富な印刷知識と本そのモノの常識を覆す面白い仕掛けによって恐らく読者の度肝を抜くに違いない。右の表紙(写真)を見る限り、どうやら初刊のテーマは夏目漱石の『坊っちやん』。著者の漱石は1906年に「ホトトギス」を発表してから既に100年以上もの時を経ていますが、その歴史ある文学作品が今回ウェブ上でしかも祖父江マジックにかかる。全く違うモノとして触れられるのは実に新鮮でもあるし、とても興味深い。単純に「本」は、やはり紙製で手に取って読みたいもの…。とはいえ、全く視点を変えてそれはそれ、「ウェブの読み物」という感覚で楽しめればいいのではないかと僕は思う。賛否両論はあると思いますが…。で、今回このサイトで紹介する本は、タイトル通りの全35冊。全部に目を通せるかどうか判らないけど、ちょっと面白そうですよねぇ…。そして、もう一つのエキシビジョンとしては、75枚の絵はがき展というのも同時開催されるようで、「TDC」が発足した年「1987」をテーマに、各方面のデザイナー達が絵はがきを制作し、全国に約600箇所あるADカード設置店で販売される予定。こちらもちょっと気になります。ちなみに、現在プレビュー版で閲覧できますよ。http://www.bccks.jp/

という訳で、1年の間で一番デザインに注目が集まるこの時期、芸術の秋に相応しい「アート・エキシビジョン」を堪能して少しでもデザインの面白さ、楽しさに触れて頂けたらと思っています。デザインの価値観は毎年変化しています。デザインなくしてはいまやビジネスも生まれない。もっとデザイン、もっとクリエイティブ!僕らのような業界もこれから良い時代になってくれるのを願って、今日のところはこの辺で…。またのお越しをお待ちしております。ではでは。

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初心に還るキッカケ

週1のペースでエントリーしています(汗)いやはや11月に突入するといきなり焦りモード。そろそろ年賀状?なんて話もチラホラと聞こえて来て、このまま一気に年末まで突っ走りそうな予感です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?ここ数日の夜は寒さも強くなって来て、原チャリ通勤の僕としてはそろそろダウンか股ひき?かぁ(笑)等と考えているところです。くれぐれも用心して風邪などを吹き飛ばしながら素敵な年末へと向かいましょう。それにしても早い、早すぎる1年です…

ちまたでは「デザイン」に関する催し物が目白押しです。年々パワーアップしているデザインイベントにはなかなか行けてないんだけど、そうやって盛り上がっているのは何ともウレシイ限りです。さてさて今回のテーマは、そんなデザイン関連ではなく、たまたま仕事上で調べる機会があって1983年の僕がハタチの頃のお話です。「大人になった」という意識というより、既に働いていた当時の僕の記憶では、のちに見えてくる「バブル全盛」だったんだなと思い知らされながら、自分自身実はあんまり変わっていないのか、等と思っています。そして、ちょうどその頃から僕は広告業界に携わる仕事をし始め、原宿にあった「写植・版下」の会社にいた。フィフティーズのファッションに憧れ、当時は少なかった「古着屋」にもよく足を運んだものだ。83年当時の総理大臣は確か中曽根さん。アメリカの大統領はレーガンで、日本に始めて訪問された年だった。事件や事故もたくさんあって、三宅島の噴火、74年頃まで総理大臣だった田中角栄氏が絡むロッキード事件、戸塚ヨットスクール事件、ソビエト連邦の戦闘機によって撃墜された大韓航空機撃墜事故…。イギリスのハロッズではテロ事件も起きていた。音楽・芸能・娯楽関連では「カーペンターズ」のヴォーCarpentersカル、カレン・カーペンターの死去。これははっきり記憶に残っている。国内では松田聖子を筆頭に中森明菜や小泉今日子、堀ちえみあたりが音楽番組によく登場していた。松田聖子は沖縄のコンサートでファンによって殴打されるという事件もあったと思う。静岡県の通称「つま恋」では、ガス爆発事故発生。その後この音楽イベントは消え去った。テレビではあの「おしん」がスタートし、他「ふぞろいの林檎」、「金曜日の妻たち」等、いわゆるトレンディドラマがお茶の間を釘付けに。劇場公開映画では「戦場のメリークリスマス」や「フラッシュダンス」もこの83年。その他、任天堂のファミコンが登場したのもこの年で、各家庭には「テレビゲーム」という新しいジャンルが普及。さらには、今のネットワークの原型でもあるパソコン通信もIPアドレス等に移行され「インターネット」なるものが登場したのもこの年だった。そんな風に当時の事を調べついでにいろいろ見ていると、一瞬にして当時の自分に戻れるぐらい記憶が蘇ってくる、我ながら記憶力とはすごいものだ。東京ディズニーランドもこの年に開園となっている。何となく思うんだけど、インターネットにしろファミコンにしろ、今現在の原点は83年あたりから始まり、人々の生活の中に新しいモノを誕生させてデジタルやPCの普及に繋がったのだと言えると僕は思う。たまたま調べていた当時の情報から、僕はいとも簡単に「初心に還れる」、ネットの便利さがゆえではあるけど、当時の懐かしさと年齢を経て来た今の自分はあの頃と何も変わっていないような、そんな気がしています。人生の中で一体いくつ初心に還ればいいのか判らないけど、これからの自分にとっても昔の事を思い出すというのは、これからの自分にとっても自分が作り上げて行くデザインにとってもとても重要な事。過去を振り返るというマイナスなイメージではなく、過去を思い出を仕事力に変える事が大事なのです。今まで自分が見て来た事、して来た事は無駄じゃないのだと。僕はひとり思い出に浸りながら作業を進めています。そんな20年以上も前の事なんか覚えてねぇって人も多いかもしれないけど、昨日、一昨日、1週間前でもいいから前向きに振り返る。そうやって人は成長するんだ、これから活かせるんだと思うこと…。アイディアに行き詰まったら過去を思い出せ!、経験を仕事力に変えるのは自分自身なのですからね。なんてな。

それにしても毎日のように事件や事故…。飲酒運転やら殺人やら大麻栽培やら、想像力が欠けているからそんな事ばかり起こるんです。大の大人が何をやってんだか…。来年も再来年も続いて行くのかと思うと虚しい気持ちになってきますが、とりあえず僕は年賀状のイメージをどうするか?まずコレを片付けようと思います。明るく素敵な2008年でありますように…。そして皆さんにとって素晴らしい2007年の過去になりますように、願っています。ますます寒い日になって来ますのでくれぐれも寒さ対策に心掛けて下さい。ではでは…。

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amadana+N+N

またまたご無沙汰です。早いものでもう11月…(汗)。もう幾つ寝るとお正月と思うと何だか焦ってきてしまうSei2です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?僕はというとCDジャケットのデザインが数本入っていて楽曲のリピートとイメージ探しの日々でありました。いつも思う事だけど本当にジャケットデザインは楽しい。気がつくとかなりなモチベーションになっているように思います。「もっと作りたい」が止まりません(笑)

さてさて、流行に敏感な人達はすでにご存知だと思いますが、NTT DoCoMo・amadana・NECの3社によるコラボレーション企画で、「デザイン携帯」の名に相応しい?数量限定の携帯電話が発表されました。「これはかなり売れる、ってか欲しい!」等と勝手に思ってしまったので今回のエントリーで取り上げようと思います。今やデザイン携帯やブランド携帯の攻防戦は激しさを増すばかり…。各社様々なデザインと広告戦略を行ないつつ、あの手この手の激戦を繰り返しています。今回、僕が今まで以上に興味を持ったのは、NTTドコモから発売される待望のN705iシリーズ。その中でも注目は「amadanaブランド」の携帯電話です。右下の写真のように「木目」と言うところが何とも僕は興味をそそられてしまう。一般的に認知度も高くなったデザイン家電ブランド「amadana(アマダナ)」のコンセプトは「美しいカデン」。2003年に東芝とのコラボレーションによって発売された液晶テレビ“FACE REALFLEET MODEL”から始まり、プロダクトデザインによって家電との関係をよりかっこ良く、より確かなモノにした、今や注目のブランドなのはご承知の通り。今回の携帯電話では、かの建築家「鄭 秀和氏」がクリエイティブディレクションを手掛け、アマダナのamadana N705i母体でもある株式会社リアル・フリートとNTTドコモ、NECの3社によって実現となった特別仕様となる。価格は6万円代と高価ながら、そのデザインと機能性は素晴らしい。調べた範囲で言えば、このアマダナ限定モデルは、スペシャルパッケージとして特製イヤホンマイクと卓上ホルダがセットされている。こういうところもユーザーにとっては購買意欲に一役といった感じ。また、このモデルは「5,000台限定」で、“世界にたったひとつ”の携帯である証として裏面に0001~5000のシリアルナンバーまで刻印されるところも高付加価値になっている。アマダナならではの限定ウッドパネル仕様の他、ベーシックモデルでは、ブラック/オレンジ/ホワイトの3色展開のシリーズからなるようです。また独自のコンテンツでは、音楽、映画、ファッションの分野でハイクオリティなデザイン活動を展開し、表参道ヒルズのロゴデザインなどでも知られる「タイクーングラフィックス」が担当していると言うところも興味深い。もちろん、海外でも使える充実の便利機能もプリインストールされている他、サウンド面では、音楽家の「テイ・トウワ氏」によるサウンド他、一見ハイスペック携帯の最新機能とは真逆なイメージとも言えるイラストレーターの「白根ゆたんぽ氏」による “ゆるキャラ”の待ち受け画面も搭載されるようだ。また、当然のようにワンセグにも対応しながらも「アンテナレスデザイン」でスッキリかっこいい。さて、気になる発売は、来年2月以降を予定しているみたいだけど、来月1日の21時からリアル・フリートが運営するスペシャルサイトにて受付開始となる模様です。もはや単なる携帯電話という概念を超えているのは言うまでもないんだけど、気になるのはそのお値段…。各社が焦りをみせている「アップルのiPhone」も国内参入にはまだ時間が掛かりそうではあるが、おそらく同価格帯で入り込んでくる事も予想される訳で、となると「6万円で携帯」の常識は悲しいかな避けられないのか…。しかしながら、現実としてはイタイ価格帯…。「デザインの仕事3万円で」なんて仕事もしている僕にとっては遠くから見ているしかないのか、厳しい現実…(泣)

「美しいカデン」は素晴らしいけど高い。でも、そこには研ぎすまされたデザイン性と付加価値があるからこそ。とかく本物とは高価なものなのだと、自分に言い聞かせながら日々精進、するのみかなと。家電も携帯も今や同じカテゴリーになりつつある。そして、その進化形には必ず「デザイン」と「賢い戦略」がついて回る。いつしかデザインの価値観は1つになって、共通さえしていけば僕の仕事も忙しいだけではなく、もっと実になって行くんだと、思う今日この頃です。とりあえず今は自分でアゲていますけどね…。

そうそう、トラックバックを貼ってくれるのはいいんですが、ちとやり方を間違っているのか?!どうなのでしょうか?…。せっかくのトラバのリンクも機能していないやり方なので何とも残念でなりません。念のためですが、まず、僕のコメントからトラックバックをクリックして頂いて、トラックバック欄にあるURLをコピーします。そして、今度はご自分のエントリー画面からトラックバック部分にペーストしていただければ、ちゃんとリンクされる筈なのですが…。できればもう一度、お試しいただけると幸いです。今回のエントリーには関係ないのですが、気になっているので宜しくお願いします。それでは、冷え込む時期なのでくれぐれも暖かくしてお過ごし下さい。またお逢いしましょう。

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A U T H O R

sei2prof
グラフィックデザインをはじめ、
企画力とコンサルティングを武器に
つねに新しいデザインを追求しながら
熱く走り続けて20年余・・・。
デジタルデザインが当たり前のいま、
切った、貼ったのアナログデザインの
経験を活かし、あくまでもMacを
道具として使うデザイン中毒者。

このブログでは、世の中の全て、
身近な物にもデザインは存在する。
という観点で熱く語ります。
楽しくなければデザインじゃない。
遊ぶように前向きにってことで・・・。


・日高 聖二 Seiji Hidaka

・神奈川県川崎市生まれ

・10代から独立心が強く
 様々な挫折をしながら経験を積む。

・21歳、家族の勧めで広告業界へ
 営業と版下のノウハウを覚えながら
 独学でデザインの基礎を身につける
 20年以上のデザイン経験者

・2003年 12月2日 デザイン会社
 SEI2 GRAPHICS&CO. 設立

・座右の銘:この世は修行

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