2008-03

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ある1つの法則。

ほとんど1週間の1回のエントリー化しております。みなさんはいかがお過ごしですか?お仕事がんばってますか?…。さて、今回は広告に携わっている方々ならよく知っていると思われる「広告宣伝」の企画をするにあたって必須とも言える“AIDMA(アイドマ)”の法則のお話をしようかと思います。ちょっと難しいかもしれませんが、できるだけ解りやすくお話しようと思いますのでお付き合い下さい。

このAIDMAとは、1920年代にアメリカの販売・広告の実務書の著作者(Samuel Roland Hall)さんが、著作中で示した広告宣伝に対する消費者の心理をプロセスモデルしたとされています。この用語は5つのパターンの頭文字からなり、消費者がある商品を知ってから購入に至るまでに次のような段階があると推測したものです。

1. Attention = 注意 2. Interest = 関心 3. Desire = 欲求 4. Memory = 記憶 5. Action = 行動

1.のAttentionを「認知段階」とし、2~4のInterest、Desire、Memoryを「感情段階」、5のActionを「行動段階」と区別されていますが、つまり、この5つが広告制作における重要なポイントであり、訴求の要だと言う事です。もちろん販売促進にも同じように使われている用語ですが、最近ではインターネットの普及によって多少変則的なパターンもあるようです。某広告代理店が示したのは“AIDMA”ではなく“AISAS”で、3番目の欲求は瞬時に検索、探す、いわゆるSearchの“S”に。そして4番目の“A”は行動+購入のAction。そして最後の“S”は、Share=ネット上等で評価し共有する事。大まかの流れは、「注意→関心→検索→行動→共有」の順になる。いずれにしても最低この5つを考慮しながら広告や商品企画をしなければ費用対効果のある全体的に見た「良い広告・売れる商品」にはならないという事。なんて頭では解っていてもこれが中々ムズカシイ。その難しさの1つには「価値観の違い」。当然、大きなプロジェクトになればなる程、いろんな人達の価値観によってせっかくの良い商品もとんでもない広告展開をしたりする。結局は上司に従って…とか、他社がこの手法で売れてるから…とか、まったくとんでもないところに行ってしまう。要するに、最初は“AIDMA”に基づいていたのにいつの間にか、いろんな価値観が入り込んで、忘れてしまう…。

absolut_summer.jpg僕が想うに「モノづくり」とはそういう過程がどうであれ、1人ひとりが「職人」になれば良いと思うのです。世の中の職人さんと言われる人達を見てみるとほとんどの方が「ひとり」で作業をこなしています。それは結局人を使おうと思っても価値観や信念の違いから長くは続かず、を繰り返す場合が多いからです。これは会社組織で考えても同じです。社長ひとりで頑張ってもビジネスは成り立ちません。働く人達が職人ということを意識して働くようになれば業績アップはもちろん、コミュニケーションだって円満になるに違いない。企業の社長さんにも言えることですが、結局「ひとり」の方が面倒も無いし集中してモノづくりができるかもしれません…。しかしそれでは商品の量産もおろか、売り上げだって微々たるものになりかねない。社長ひとりが職人ではなく、働く側も「仕事=職人」という志を持って取り組んで行けば、きっと僕は変われると思う。例えば、営業の職人、販売の職人、配送の職人…。なんて具合に個人個人がそんな意識を持てば何かが変わるって思います。最近の企業の体質が問われる事件や事故を見てもどこか虚しく、あきらかに仕事への意欲の無さや人任せな行動が招いた結果なのは言うまでもありません。「ひとり一人が職人に!」…そんなテーマを国家レベルで掲げ、遂行して欲しいと思うのは僕だけではない?なんて思いますが、どうでしょうか?…

ところで物事にはいろんな「法則」があったりしますが、その法則には裏付けられた様々なデータや統計学に基づいた結果、そうなった。というのが法則になっている場合が多いようです。例えば、占いや血液型の性格等も大まか解っていても最終的なデータではなく、日々進化し続けてるようです。また、恋愛や結婚にも法則と言われる事があります。とかく人間はそんな法則を信じてしまいがちですが、生きている、生かされているという事を運命とするならば、それは自分で切り開くしかない。というのが僕の信念であり、Sei2の法則です。確かにいろんな法則はとても大事ですが、あくまでも参考にして…、という程度でつねに頭を使って生きて欲しいものです。そんな意識はきっと「職人気質」な人間を育て、成長させながら、いつかは国までも動かすぐらいの人々で溢れかえる…。大きく言えば、「職人大国ニッポン」ってのが僕が今、この日本に求める対策ではないかと思うのです。一体、いつになったら日本は人間らしさを持った安心できる国になるのだろうか…。総理大臣の本当の政策は?自民と民主でなんでそんなに仲が悪いの?自分の事ばっかり言ってない?政治の法則ってそもそもそんなんじゃなかったんじゃぁ…。マニフェストはどこへやら…(汗)それでは、今日はこのへんで。

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記憶の大切さ。

寒い寒いと言っていたと思ったら、あっという間に3月も中盤。そろそろ桜のつぼみが枝に目立ち始めて来ました。会社がある中目黒もそんな桜の名所の1つ。近所の目黒川沿いの桜も本当にキレイで日本ならではの風流な光景が人混みさえなければ僕は好きです。そろそろお花見の準備はどうですか?忙しく過ごしてる毎日とはちょっとだけ離れて、桜の木の下でのんびり過ごすのもまたいいものです。

yellow_dickinson.jpgさて、今回のお題はそんな桜の話とは全然関係ないのですが「こどもの頃」に誰しもが好きだった「おもちゃ」を題材にしたリアルな絵を描いている人のお話と、大人になって忘れていた純粋な「描きたい絵」と言うことで、記憶を辿りながら現在のデザインへと繋げて行こうと思います。お付き合いください。今月の28日まで江東区の小山登美男ギャラリーで開催されている個展の1つに「こども時代の記憶へと誘う、ジェレミー・ディッキンソン展」の記事を見つけました。右の写真のように何ともリアルなタッチで、僕が子どもの頃に大好きだったミニカーをモチーフにした記憶を思い出させる作品の数々。恥ずかしながら初めて知ったアーティストなんですが、イギリス人アーティストでジェレミー・ディッキンソンさんは、何でも日本では3度目となる個展らしく、今回は2007年~08年にかけて制作された新作を多数展示しているようです。主に描かれたテーマは「子どもの頃からいつも自分の側にあったミニカーのコレクション」。写真では解りにくいと思いますが、描かれたミニカーは、ペンキが剥がれていたり、少し凹んでいたり、汚れがついていたり…。細部に至るまでリアルなタッチで繊細に描かれている。まさに愛着たっぷりに描かれたその絵からは、彼の子ども時代の記憶が刷り込まれ、どこか観る人達のその人自身の過去の記憶へ一気に戻されるような、そんな不思議な感覚はすごく好きで素敵だと思う。誰もが心の片隅にある、幼い頃に遊んだ楽しい記憶。かと言って、ただ単にノスタルジックに浸るだけではなく、明るい単色で塗り潰された背景によって、さらにモチーフは際立たせられ、過去の記憶は美しい思い出のように、そして新しい想像の世界へと昇華するような、そんな作品は秀逸。

確かに子どもの頃に遊んでいたモノには、その時にしかない夢と冒険がたくさんあった。いつしか“大人”という人格がそんな純粋な気持ちをどこかにしまって忘れてはいけないものを簡単に閉ざしてしまうのかも知れません。僕はよく人に見た目はそれなりに老けて来たけど、心の中にある気持ちそのものは小学生の頃から何にも変わっちゃいない…って言ったりします。それは自分自身に言い聞かせているかのようで、モノづくりをする上で大切にしたい宝物のような記憶なのです。大人になってお酒やたばこを覚えたり、女性と付き合ったり、車を運転することよりもあの頃の目覚めは遥かに夢と冒険心のかたまりだったと思う。できる事ならタイムマシーンでもう一回戻って見直ししたい気持ちです。ふと見かけたアーティストの作品のお陰で?何だか頭の中でぐるぐる回ってる不思議な感覚。アートもグラフィックも人々に影響を与えて初めて完成されるモノなんだとつくづく思いました。決して自己中ではなく、「誰にでも通ずる」何か…。モノづくりの根底にはそんな意識が大切なのに、いつの間にか“大人”の二文字から大切な感覚を失ってしまう。こんな風に考えてると本当に子どもが欲しい…、子どもと暮らしたい…。と考えてしまいます。そう言えば今から10年ほど前に独身だった僕は、友達にこんな事を言っていたのを思い出した。「嫁はいらないけど、子どもと一緒に過ごしたい…」と。真剣に想っていたものです。子ども達のあの純粋さは僕がデザインの仕事をして行く上で重要な存在だと思っていたあの頃…。いつかそんな日も実現できるのかな?、なんてね。もちろん嫁は必要ですけど(笑)。

という訳で、純粋な心と素直な気持ち…。大人になるとどういう訳か失ってしまう感覚。人と人が関わって作り上げる仕事だからこそ、そんな遊び心のような感覚も取り入れていくのは僕にとって重要なキーワードなんだと思うのです…。そして、時には「子どもの目線」で何かを見てみると言う事もとても大切なんじゃないかと思っています。子どもも大人も同じ人間だものね…。それでは、またお逢いいたしましょう。ごきげんよう。

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色の悩み…

すっかり冬眠していたかのようにエントリーしてませんでした。お越しいただいたみなさんには申し訳ないのですが、何しろ2月末から怒濤の忙しさもあって、余裕がなかったとでも言いましょうか、何で仕事がこんなにも重なるのか?不思議なぐらいでありました。みなさんはいかがおすごしですか?花粉症、大丈夫ですか?

さて、今回のお題は「色」についてですが、グラフィックデザインには欠かせない作業のひとつとして「印刷」するための「色指定」があるのですが、20年近くこの仕事をしていて未だに解決できていないテーマの1つです。もちろん色校正とは本来そのためにある訳ですが、その校正に1回いくら万円?みたいな風潮もあってか、クライアントによっては「一発で決めろよ」的な視線をあびたりあびなかったり…。胃が痛くなるような場合も少なくはありません。DTPと言われる環境がない時代では、レイアウトしたものをいわゆる「写植・版下」の行程があり、その後その版下にトレペを掛けて赤ペンで色指定をする。その色指定の基準となるのが大日本インキから(その他もあり)発売されている「カラーチャート」なる色見本帳から、文字の色や線の色等、細かな指定をする行程がありました。しかしながら、ここ数十年の間にパソコンが普及し、マッキントッシュのマシンが各デザイン会社で道具として使われるようになった。実に便利ではあるけど今回の「色」に関しては相変わらず悩みどころだ…、という前置きが長くなりましたが、そんなお話で進めて行きます。

先日、CDジャケットのお仕事で色校正が上がって来るまで今までにないぐらいの不安と緊張感でした。経験はあれど今回のケースは「カラーチャート」に載ってない色のパターン。いわゆるパソコン上のイラレでの色指定で、地の色は「リッチブラック」という黒。おもにCMY版はそれぞれ40%で墨100%というかけ合わせの指定。コンセプトの中には「ダーク」というカラーテーマがあったのでそこにイラストレーターさんの線画を配置させる訳なんですが、その色はダークブルーグレーという感じ。その線画の色こそ今回の悩めるカラーでした。もちろんチャートにはない色なのでパソコンの画面上とプリント出力のみが頼りで、ある程度のキャリブレーションはできていたのですが、プリントするとあまりにも違いすぎて頭を抱えて僕自身がフリーズすることもしばしば…。入稿前にはプリント調整とパソコンの色補正、何枚ものプリント等作業をしていたらいつの間にか外は明るくなって久々の「貫徹」という結果にもなりました。

ひと昔前では「カラーチャート」のおかげ?で、選べる色も決まっていて、そんな事になるはずもなかった事ですよね。しかし、現在ではソフトウェアのカラー設定は無限とも言える数で指定ができてしまう。デザインする表現は広がったものの、細かい色指定の部分では苦労している人も少なくないと思います。確かにお金をかければキャリブレーションを一定化させるハードやソフトウェアもあるけど、コスト的には難しいのが現状。自分の勘と経験値での今回の色指定は、また一つ勉強させてもらったと思う。今までデザインを作ってきた中で、今回の「色」の問題はやっぱり限りなく無限に近い大きな課題でもある。そんな気がしています。それを言い出したらキリがないんですけどね…。絵の具例えばモニターの表示もメーカーによって異なるし、プリンタ-でも違ってくる。今回の実験的になってしまった色指定では、マックOS9とOSX上でも色の違いもあったり(それぞれのガンマ設定が原因)、一体何を、どの基準を信じればいいのか?頭を抱えていただけに先日上がってきた「初校」での刷り上がりのうれしさと言ったら何とも今までにないぐらいの達成感と自信に繋がったとひとりニヤニヤとしている次第です。結果的には絵の具で色を作るように掛け合わせる色の概念を知ることも去る事ながら、モニターでの色味が一番近いという結論でした。そして、まるで右脳で考えるように混ざった色を想像できるかどうか。あとは決断力なんですね…。

という訳で、今回は久々のエントリーですが、パソコンに無い色を作る事ができたという点では、僕にとって大きな収穫。やや専門的な話で難しいと思う方もいると思いますが、用意された色だけでなく、今回のように色を作ると言うこともデザインには欠かせないんだなぁとね。そして、子どもの頃に楽しんだ絵の具を混ぜた色を見る感覚の記憶をたどって、頭の中でイメージすること。機械にばかり頼ってはいけないんです。なんてな…

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sei2prof
グラフィックデザインをはじめ、
企画力とコンサルティングを武器に
つねに新しいデザインを追求しながら
熱く走り続けて20年余・・・。
デジタルデザインが当たり前のいま、
切った、貼ったのアナログデザインの
経験を活かし、あくまでもMacを
道具として使うデザイン中毒者。

このブログでは、世の中の全て、
身近な物にもデザインは存在する。
という観点で熱く語ります。
楽しくなければデザインじゃない。
遊ぶように前向きにってことで・・・。


・日高 聖二 Seiji Hidaka

・神奈川県川崎市生まれ

・10代から独立心が強く
 様々な挫折をしながら経験を積む。

・21歳、家族の勧めで広告業界へ
 営業と版下のノウハウを覚えながら
 独学でデザインの基礎を身につける
 20年以上のデザイン経験者

・2003年 12月2日 デザイン会社
 SEI2 GRAPHICS&CO. 設立

・座右の銘:この世は修行

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