2008-05

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リサイクルのススメ

早いもので5月も中盤。なかなか春らしい気温にもならず、毎日着るモノに困っているSei2です。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?先週はGW?なんてムードもどこへやら、忙しく仕事がある有り難みを感じつつ久々のエントリーといたしましょう。

さて、各企業はここ数年で自社の製品や素材を活かして「リサイクル」の開発に力を注いでいますが、Yahooのニュースの中で伊藤園のリサイクルを取り上げていました。この伊藤園では、約5,000人の社員全員に、緑茶飲料「お~いお茶」を製造する過程で使用された茶葉の茶殻を配合した紙を使った名刺を作っています。この「茶殻入り名刺」は、100枚(1ケース)で緑茶飲料「お~いお茶」500mlのペットボトル1本分の茶殻を配合しているとのこと。茶殻を配合したことで従来の紙原料の使用量削減につながるだけでなく、環境意識の向上とメーカー独自の「茶殻リサイクルシステム」の浸透を狙ってる。また、名刺交換の際、きっと話題づくりとして役立つということも考えている。一口にリサイクルと言っても、各企業の取り扱う商材によってリサイクルができない企業もあると思いますが、まさに伊藤園のブランドならではの対策だと思います。さらに、この伊藤園では、「みんなで環境を考える伊藤園」という経営方針を掲げ、茶殻を環境配慮型の工業製品などに有効活用する研究にも取り組んでいる。例えば、茶殻の抗菌・消臭効果を利用した製品の畳、せっこうボード、ベンチ、ボールペン、紙原料削減を狙った製品としては、紙袋、段ボールなど、茶殻を有効利用できる商品の開発にも貢献しているようです。自社の商材の再利用…。企業によっては不可能もあるだろうけど、“目のつけどころ”、ヤッタもん勝ちなのである。他の企業を見てみると、醤油を作っている代表的な企業「キッコーマン」でも、そんな取組みを行なっています。同じく醤油の絞り粕を再利用し、非木材紙としての紙原料を開発し、名刺を作っている。お茶メーカー=茶葉、醤油メーカー=搾り粕…。というように、自社の素材を活かして一般的なリサイクルのように再生して同じものを創り出すというより、全く新しいモノに有効利用するその発想は、これからの時代にはとても必要な気がします。とは言え、その企画を生み出す頭と原動力は必要なので、ブランドに合ったリサイクルの発想も模索しなければならない。単純に考えればビールメーカーは、麦芽の粕を再利用して…とか、コーヒー飲料のメーカーだって不可能ではない。中身を作る過程での廃棄物を再利用する事はこれからももっと増えて行くと思います。すべてを“紙”に、という考え方は無理として、とりあえず再生紙も実は他の紙に比べると高いだけではなく、印刷の載りも悪い。ましてや“偽装”もあったりしてイメージ的にはあまり良くはない。逆に全く違う原料から紙を創り出すのは画期的でもあり、資源の再利用という点ではその価値は充分高いと思います。また、リサイクルの一環で原材料からまったく想像がつかないものになっている商品で言えば、大人になってあまり使わない「消しゴム」もそうらしい。先日テレビのクイズ番組系(最近はこればっかりだけど)で、消しゴムの主原料は、なんと「ホタテの殻」。細かく粉砕することでその成分の威力は研磨剤のごとくキレイに消える働きをする。おそらく長年の研究の成果だろうが、そういうリサイクルは知っても楽しいし、使う楽しみも出てくる。今回の伊藤園のリサイクルでも「ボールペン」というのもあるぐらいだから、探せばかなりいろんな商品に化けてると思う。そんな商品の研究も去る事ながら、単純に人間が創り出す発想とその技術は素晴らしいと単純に思います。

余談ですが、リサイクルというと「ECO」に繋がるということで、各企業の取組みは多種多様あるようです。エコへの参加という点で言えば、「goo検索」のグリーンレーベルというのがある。ご存知だろうか?通常の検索とほとんど同じですが、検索する度に木が植えられるというもの。検索毎に木が増えて成長して行くというもので、いろいろ考えたり難しい知識や心構えもなく簡単に参加ができる。さらに「消費電力」を少しでも減らそうとする運動としてこんな話もある。検索大手の「Google」の取組みとして、モニター上の色の濃度で消費電力が減らせるというちょっと変わった思考がある。ウェブ上ではさまざまな色(バックグラウンド)がBlack Googleありますが、このGoogleの別バージョンで背景が黒、いわゆる「Black Google」なるもの。検索のトップページだけですが、これによって下がる消費電力は年間30万ドルもの節約ができると言われています。つまり、背景が白いウェブページでの消費電力はおおよそ74Wなのに対し、黒の背景であれば59Wで済む計算になるらしい。このGoogleでは1日約2億相当のページビューがあり、1回の検索で約10秒の表示と想定すると、背景が白の時と比べて黒では1日あたり8.3MWh、これを1年で計算すると3,000MWhの消費電力が削減できるという訳だ。そして1KWhあたりの電力料金を10セント(12円)と考えると、年間30万ドル(3,600万円相当)の消費電力の節約に結びつく計算になる。これは驚きである。ちなみに、白い背景の消費電力を74Wとした場合、黄色は69W、青は65W、赤は65W、紫は61Wで、黒が59Wというデータもある。たかがモニターの色だけでと思うなかれ…、年間で計算すると驚きの数字が見えてくる。こんなことを考えてると思わず僕のサイトやこのブログもバック黒にするかぁ~なんて思ったりして、ちょっと考えたりしました。まぁ、そうじゃない場合が多いのでパソコンのスリープ機能やスクリーンセーバーを頻繁に使うようにしようと思う今日この頃でありました。はたしてその効果はどれぐらい?なんて深く考えずにね♪

それにしても、今日はずいぶん寒い日ですね…。5月だと言うのに事務所は暖房のスイッチを入れる始末。くれぐれも風邪等ひかぬよう、暖かくしてお過ごし下さい。そして、出来るだけモニターの明るさは暗めに設定(笑)して消費電力に貢献してお過ごし下さい。それでは、またお逢いしましょう。

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脳に刺激、横尾忠則。

お仕事の人もお休みの方も、過ごしやすいこの時期はついつい昼寝がしたくなる感じですが、いかがお過ごしでしょうか?僕はと言うと連休の混雑を横目で眺めつつ、事務所でコツコツと作業中で、時にはウトウトしたりもこの季節ならではの“サボリの楽しみ”だったりして。皆さんもできるだけ落ち着いて焦らず手を抜かず、何事にもがんばってください。くれぐれも連休中のはしゃぎ過ぎの二日酔い、ケガにはご注意くださいませ。

さて、こんな陽気になると僕はいつも「美術館巡り」をしたくなるのですが、今最も気になっている展覧会の1つは、既に「世田谷美術館」で開催されている「冒険王・横尾忠則 ~初公開!60年代未公開作品から最新絵画まで~」(6月15日まで)を5月中のこの連休以外に観に行ってこようと思っています。開催の内容は、いわゆる「ターザン映画」や「少年探偵団」、「アングラ演劇」や「平凡パンチ」等、リアルタイムで知っている世代にはた横尾忠則展まらない「横尾忠則・冒険絵巻」といった興味深い作品展のようなので必ず観に行くつもりです。彼の作品は、いささかオドロオドロしいものを筆頭に、神秘的かつユーモアたっぷりに描かれた作品で、一般的に知られている独自性の強いイメージな訳ですが、人それぞれ好みはあるものの、僕にとってはいつも刺激的で、影響力のあるあの世界観は決して嫌いではありません。また、今回の「冒険王」というテーマでは、まさにアート界を走り続ける横尾忠則氏に相応しいテーマのようで、60~70 年代の鮮烈なグラフィック・デザインでデビューを飾り、80年代には“画家宣言”で世間を驚かせ、そしてここ数年では、“隠居宣言”をした後、小説家として作家デビューをする等、話題が尽きない横尾忠則氏の作品展は今まで無数に開かれてきました。そんな奇才が放つ今回の作品展では、意外にも彼の「冒険」という切り口に、『冒険王・横尾忠則』として初となる60年代に制作された数々のグラフィック原画から、冒険的物語をテーマにした最新作品に至るまで、およそ700点もの作品達が世田谷美術館に集結する模様。“血沸き肉躍る”という彼の一大絵巻…。実に楽しみです。

その他、世田谷美術館の情報では、「冒険」をテーマにした物語仕立ての会場になっているらしく、ますます僕はワクワクしています。彼曰く「都会の屋敷の地下室、洞窟、海底、密林は、僕の中ではすべてつながっている」と…。そんなまさにめくるめく横尾ワールドの「冒険」のイメージ連鎖をも楽しめる展開となっているらしい。また同時に、芸術の根源が宿る“子ども”の世界も、今回の作品達からきっと感じられる気がします。アート界の「冒険王・横尾忠則」氏は、一体どこに向かっているのか?そして彼のメッセージは何を意味するのか?…、等と考えをふつふつと巡らせながら観に行きたいと思っています。6月15日まで開催しているので、皆さんもお時間がある時にぜひ堪能して来て下さい。観るだけでも価値はありそうですから…。

それはそうと、やっぱりガソリンの値上げったら、決まりましたねぇ…。一体あの値下げはなんだったのかって感じですが、確実に跳ね返りでかなりのダメージです。今までと同じ量の50リッターを入れるだけで2,000円強も値上げという現実は避けられません。失効からわずか1カ月…。租税特別措置法改正案が衆院で再可決され、ガソリン税などの暫定税率が復活。明日5月1日以降、店頭のガソリン価格上昇は免れない。ニュースを知った人の中には「車を手放せということか」や「政党の都合で振り回されてばかり」と落胆の声も多くなるのはいたしかたない。生活必需品の値上げだけではなく、暮らしへの負担が更に増え、ドライバーの口からはここしばらくは不満が漏れるに違いない。って僕もドライバーの一人なのでなるべく車を使わないように節約するしかないのかぁ…orz。その一方で、道路財源の確保に光が差した地方自治体や建設業界からは歓迎の声もあるようだけど、やっぱり国民には“上”で勝手にしやがって~ってイメージしか感じられない。せっかくのゴールデンウィークも台無しである。なんてなぁ…。

という訳で、そんな世の中のストレス解消は、やっぱり美術館にでも行って、ゆっくり鑑賞に浸りながらむさ苦しい現実から少しだけ遠い世界に足を踏み入れて脳を活性化しながらその刺激を楽しんだ方が良さそうだなぁと。そんな風に思う夕べの4月30日でありました。っていうか、もう5月なんですねぇ…、早いなぁ(汗)それでは、今日はこのへんで。

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sei2prof
グラフィックデザインをはじめ、
企画力とコンサルティングを武器に
つねに新しいデザインを追求しながら
熱く走り続けて20年余・・・。
デジタルデザインが当たり前のいま、
切った、貼ったのアナログデザインの
経験を活かし、あくまでもMacを
道具として使うデザイン中毒者。

このブログでは、世の中の全て、
身近な物にもデザインは存在する。
という観点で熱く語ります。
楽しくなければデザインじゃない。
遊ぶように前向きにってことで・・・。


・日高 聖二 Seiji Hidaka

・神奈川県川崎市生まれ

・10代から独立心が強く
 様々な挫折をしながら経験を積む。

・21歳、家族の勧めで広告業界へ
 営業と版下のノウハウを覚えながら
 独学でデザインの基礎を身につける
 20年以上のデザイン経験者

・2003年 12月2日 デザイン会社
 SEI2 GRAPHICS&CO. 設立

・座右の銘:この世は修行

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