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2024-03

GWの過ごし方

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今回は、久々に「デザイン」の話ではなく、日々雑感のテーマで「ゴールデンウィーク」についてお話しようかと思います。一般的には大型連休ということで国民のみなさんはお休み中だと思いますが、どちらかというと「お疲れさま」な休日で、逆に平日より忙しかったりしてお金も使い、人ごみの中、渋滞の中へ向かって行くというイメージがします…。特に日本人は働き過ぎなんていう人もいる中で、ちゃんと休日してるじゃん!て思ったりしています。みんながみんなリフレッシュしていい仕事への活力になればいいのですが…(笑)

そもそもこの「ゴールデンウィーク(大型連休)」とは、4月末から5月初めにかけて多くの祝日が重なった大型連休期間のことで、昭和23年に祝日法が施行されたことにより、4月29日から5月5日までの1週間に祝日が集まりゴールデンウィークとなりました。今回のエントリーのように「GW」と略式に表記されることもありますよね。ちなみに、「ゴールデンウィーク」なんて当たり前のように言っていますが、NHK(日本放送協会)ではこの名称を認めておらず「大型連休」と呼んでいるようです。なんかNHKっぽいです。

このゴールデンウィークは、5月の連休を表わす言葉として日本では定着していますが、その由来は2つの説があったりします。1つは日本映画界の造語であるという説。もう1つはラジオの「ゴールデンタイム」からきたという説です。「日本映画界造語説」は、1951年に現在のゴールデンウィークにあたる期間に上映された映画「自由学校」が、正月やお盆時期よりヒットしたのを期に、より多くの人に映画を見てもらおうということで作られた造語だったらしいです。もう1つの「ゴールデンタイム説」は、大型連休の期間が最もラジオの聴取率の高い時間帯だったため「黄金週間」と言われていましたが、解りにくくインパクトに欠けることから「ゴールデンウィーク」になったという説があります。どちらの説もはっきりとした確証はなく、はっきりとした由来は分かっていませんけど…。テレビ界でも「ゴールデン」って言葉をよく聞きますが、おそらくこの名残からそのように使われ始めたのではないでしょうかね…。また、以前は休日が飛び飛びになることが多かったことから「飛び石連休」という言い方がなされていましたが、1985年の祝日法の改正で、5月4日が休日になってからというもの、あまりこのようには言わなくなったようです。

ここで気になるのは、国の法律(祝日法)によって定められた休日であるということなんだけど、ってことは、そんな休日に働いている人達はちょっとした「法律違反」ということになる訳で…。とはいえ休日が稼ぎ時って企業やお店も多い。基準そのものが一般的なサラリーマンの人達に合わせて締結された法律?なのか…。そう考えると昭和23年頃は、サラリーマンしかいなかったの?って思います。なんとなく特別待遇な感じもしないでもないけど、特に日本では、ゴールデンウィーク・お盆・お正月以外に「まとめて休む」ということが難しいと言えます。例えば、ヨーロッパ諸国やオーストラリアの休日は、年間でも約10日間程度しかないと言われています。逆に、有給休暇が日本の約2~3倍もあり、それらを個人の都合に合わせとれるので、休暇だからと言って交通渋滞などは起こりにくいということになりますね。さらに、病気や事故等以外に「遊び」という理由で休暇をとることはあたりまえのようで、1年間の有給は全て年内に消費するという休日の過ごし方を知っているって思います。なので日本のように、たまの連休で出かけても交通渋滞や人ごみばかりだと、休んだ気がしない。ということです。いいんだかわるいんだか…。なんてね。

とはいえ、僕のように休日に仕事をするってのは忙しいから?とか締切に間に合わないという理由の他に、「集中して作業に没頭できる」ってのがありますね。まず、電話もかかってこないし、お客さんが来るってこともない。それと人が休んでる時に仕事をするという変な優越感みたいな感じも味わえたりして…。せっかく休みなのにって思っちゃうとこの仕事はできないのかなと…。そんな風に連休がやって来るとそう思うのであります。っていうか、好きでいまの仕事をしているので、それも楽しいって思えるし、まあ、これも自分の女房も働いてるからってのもあるんだけど、この職業をするようになってからはお正月以外はほとんど一般の方達とはズレた休日です。

というわけで、今回は休日をテーマに話をしましたが、みなさんはちゃんと身体を休めているのでしょうか? 家族サービス? 彼女、彼氏と旅行?…。いずれにしても時間を上手に使っていいリフレッシュ週間にしてくださいね!それでは、また。

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テーマ:日々出来事 - ジャンル:ライフ

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sei2prof
グラフィックデザインをはじめ、
企画力とコンサルティングを武器に
つねに新しいデザインを追求しながら
熱く走り続けて20年余・・・。
デジタルデザインが当たり前のいま、
切った、貼ったのアナログデザインの
経験を活かし、あくまでもMacを
道具として使うデザイン中毒者。

このブログでは、世の中の全て、
身近な物にもデザインは存在する。
という観点で熱く語ります。
楽しくなければデザインじゃない。
遊ぶように前向きにってことで・・・。


・日高 聖二 Seiji Hidaka

・神奈川県川崎市生まれ

・10代から独立心が強く
 様々な挫折をしながら経験を積む。

・21歳、家族の勧めで広告業界へ
 営業と版下のノウハウを覚えながら
 独学でデザインの基礎を身につける
 20年以上のデザイン経験者

・2003年 12月2日 デザイン会社
 SEI2 GRAPHICS&CO. 設立

・座右の銘:この世は修行

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