2017-07

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写真とデザインの関係

こんばんわ。毎日は無理なので自分のペースで書いてます。ご了承ください。

さて、今日は「写真とデザイン」というテーマで広告的なお話です。
写真には人物を始め、商品撮影(ぶつどり)、風景等、様々なジャンルがあります。そして、その写真を広告のデザインで使う場合、大きく別けて4つの選択肢があります。

(1)既に写真が用意されていてそれに合わせてデザインする場合
この場合は、比較的デザイン作業も楽なのですが、写真の世界観に合わせた配色や文字・書体に気を使う必要があります。しかし、企画性はあまり感じられません。国内のファッション誌等の広告は、この形が多いでしょうね。ちなみに、海外のファッション誌の場合、カメラマンがアート・ディレクションまで手掛けている場合が多く、写真の構図とデザインが非常に優れたものが多いですね。

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(2)企画・コンセプトに合わせて撮影しデザインする場合
これはコストも時間も要する広告・企画・デザインの三拍子揃ったものになります。特にCDジャケットのデザインではこの方法が用いられます。楽曲のタイトルや詞の世界観からビジュアルコンセプトを決め、衣裳やアーティストの個性とシチュエーション等を決めます。それから必要に応じてスタジオ撮影やロケ撮影と進んで行きます。ロケ撮影の場合は、事前にロケハンも必要になってきます。一般的な広告制作の段取りとしては、この形が一番いい結果になるでしょう。写真のインパクトと文字配列等でビジュアルイメージが強くオリジナリティのあるグラフィック作品になることでしょう。

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(3)もう1つは、合成写真を前提とした撮影で進めるデザイン
最近ではムービーの世界でもよく見られる手法で、特にテレビCMでは、1人のタレントを何体も合成した形のものが流行りというか技術力でカバーできるのでタレントやエキストラ等の余分なギャラもなく、短時間で撮影が可能な手法です。確かに初めは面白みやインパクトもありますが、見なれてくると何だか真似のCM?という風な感じがします。どうも日本人はまねが好きなようで、流行を追い掛ける傾向が…。

(4.その他)レンタルポジやロイヤリティフリーの写真を使ったデザインの場合
 これは、いわば「ありもの」の写真をできるだけイメージに近い写真を探してデザインをはめて行くという作業になります。(1)と比較するとかなり広いイメージを選ぶことはできますが、探すという時間を考えなければならないので時間と労力が必要です。レンタルやフリー画像のサイトで検索することが多いのですが、点数が半端じゃない。1つのイメージ検索でも200~300点は軽くあるので、ホント疲れます。それと、1点で金額も30,000~50,000円ほどするのでコスト面でもリスクがありますね。

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 ということで、写真とデザインの関係は、予算の組み立てによって表現方法も変わって来ますが、イメージを膨らます意味では写真があったほうがよりアート性も増幅するし、それに伴った文字のレイアウト、書体を使うことが付加価値のあるインパクト性を持った広告デザインということになるハズです。それと読ませるコピーライティングも重要です。広告を見た時の印象もこのコピーで生きてくる場合も少なくありません。また、広告写真で使う風景写真は逆効果になる可能性も高く、(カレンダー等にもよく見られる…)あまりにも抽象的になってしまい、僕としてはあまりお勧めできません。きれいな写真というだけでは伝えたいことも届かない、難しさがあります。(その場合は、できるだけアングルにこだわって)
 デザイン性・クリエイティブ性を意識しながら作れる人こそ真のデザイナーであり、アート・ディレクターとして様々な面で活躍ができるのだと僕は確信しています。写真とデザインの関係を研究してみると意外と新しいビジュアルイメージを発見できるかもしれません。業界で生きて行くためにはイメージの引き出しを増やして養っていくことなんだと最近つくづく感じてしまう僕なのでありました。…おわり。

次回は、イメージと関係が深い「脳の働きとイメージ」について(予定)です。
では、また。
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sei2prof
グラフィックデザインをはじめ、
企画力とコンサルティングを武器に
つねに新しいデザインを追求しながら
熱く走り続けて20年余・・・。
デジタルデザインが当たり前のいま、
切った、貼ったのアナログデザインの
経験を活かし、あくまでもMacを
道具として使うデザイン中毒者。

このブログでは、世の中の全て、
身近な物にもデザインは存在する。
という観点で熱く語ります。
楽しくなければデザインじゃない。
遊ぶように前向きにってことで・・・。


・日高 聖二 Seiji Hidaka

・神奈川県川崎市生まれ

・10代から独立心が強く
 様々な挫折をしながら経験を積む。

・21歳、家族の勧めで広告業界へ
 営業と版下のノウハウを覚えながら
 独学でデザインの基礎を身につける
 20年以上のデザイン経験者

・2003年 12月2日 デザイン会社
 SEI2 GRAPHICS&CO. 設立

・座右の銘:この世は修行

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