2017-11

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子ども感覚と仕事。

ずいぶんご無沙汰してしまいました。ようやく日が暮れると秋を感じさせる今日この頃、いかがお過ごしですか?僕はと言うと今日は自由が丘で撮影があってまだまだ暑い昼間の日差しを感じながらちょっと動くと汗が出るという具合でちょっとバテ気味であります。相変わらず水分補給は怠っておりません。あっ、そうそう先日の“欽ちゃん走り”は無事に完走ができてほっとひと安心はしましたが、やっぱり日テレの偽善的な流れには些かあきれる気持ちは抑えられません。チャリティとは言え出演者にはギャラが出ているし、スポンサーからの広告収入も半端な額じゃないっての…。

それはさておき、今回のお題は「子ども」の感覚はとても大事という感じで進めていきます。おつきあい下さい。僕には自分の子どもはいませんが、街中や本屋などでは何気にチェックしてしまう対象人物です。また、自分が子どもだった頃を思い出しても「楽しい」という強い感覚が蘇ってくる。今思えば何か新しいモノを見たり、自分で何かを作っている時は、つねに「楽しさ」を感じていたと思う。それは大人になって自然と忘れてしまい仕事仕事の毎日から義務的行動しかしなくなってくる。あの子どもの頃の感覚のまま仕事をする必要があると僕は思う。いつしか純粋な気持ちは形を変えて、そうする事が大人だと思い込んでしまっているのではないだろうか…。「楽しい」と思いながら仕事をしている人達がどれ位いるのだろう…。よく「子どもから学ぶ物が多い」という人がいます。kid_at_the_zoo.jpg学ぶと言うより「忘れている」ということだと思うのだが、素直に物事を見れなくなってしまう大人社会に一番かけているのは「子どもの純粋さ」しかないと思う。僕は好奇心や探究心はどうやら知らぬ間に抑えている自分に気づく時がある。もちろんビジネスとしてデザインの仕事をする事は前提ではあるけど、やっぱり「楽しむ」という気持ち、モチベーションが無いと仕事に対して「面倒だ」とか「疲れる」とか嫌々モード全開な訳で…。自分の子どもがいない僕でさえ街中で子どもを見かけては自分も同じ頃を思い出すように、社会人ひとり1人がそういう感覚を取り戻してくれればと本当に思う。とは言え最近の子ども達(特に都心部)は妙に大人びていて、悲しくなる事もないとは言えません。その子ども達の才能を伸ばして行く背景にはもちろん、お父さんお母さんの役割が重要です。過保護、詮索しないほったらかしの親、大人の感覚だけで育てようとする自己中心的な教育方針は結局、現実的で理屈っぽい人、キレやすく想像力のない子どもが増えてしまう。悲しいかな…。

とまぁ、話を戻しますが、子どもの頃の感覚を思い出す事は実に大切で、例えば仕事に向う時にはいろんな発想が出て来たりするもの。それは無理だ、とか、予算がどうのこうの…、はとりあえず置いといて、楽しい気持ちが人を楽しませる力になり、そして自分に反って来る、まさに「自分力」を形成して行くのだと思うのです。ある気になる外国人タイポグラファー&デザイナー氏は言う。「良いデザインとは、デザインしない事」。さらに彼曰く「良いデザインというのは、単純な話、“機能しているもの”のこと。本や雑誌だと、伝えたい内容とデザインが、ちゃんと結びついているかどうか。私の場合“読みさすさ”は常に意識している」と…。かの「ヘルムート・シュミット氏」のコメントである。彼の代表的なデザインでは僕の大好きな「ポカリスエット」のタイポグラフィも彼の作品である。彼に直接会った訳ではないので不明ではあるが、思うに「純粋」な気持ちから生まれたデザインであると同時に“単純=純粋”であると感じる事ができる。まさに、大人の中の子ども感覚という気がする。ウマくは言えないけど、余計な事をしない事から良いデザイン、いい仕事は運ばれて来るのではないかと思うのです。また、彼への記事中の質問では「今の若い世代にとって、アプリケーションを操作できる事が前提条件になっています。マウスやモニタがデザインの道具なんですよね?」に対して彼の答えは、「コンピュータは確かに便利な道具。でも、モノを作る出すためには時間が必要なんだよ。じっくり考える事。それが重要ですね。コンピュータは一見すると効率的だし、作業が進む。だから、なんとなく、デザインのようなモノができあがってしまうんだけど、それって、ホントの自分の内側から生まれて来たモノかどうか、一度立ち止まって、改めて考え直すことも必要じゃないのかな」と言う…。モノ作りのプロセスのフィニッシュでは、大人として成長した自分を活かし、立ち止まる事が大切であり、それを楽しさに変える事で得られるような気がします。「最終的な決断をする時にだけ大人の顔を出す」ぐらいの気持ちでいいのです。何の仕事でもこの感覚は役に立つと僕は思う。なんてね。

という訳で、何だか久々の「デザイン思想」って感じでやや重ではありますが、何かに向う時、作る時には子ども心を呼び覚まし、仕事に活かす手段として大いに取り入れて行こうと思うのでありました。「良い仕事(デザイン)は、楽しむ事。そして純粋な気持ちを忘れない」…。ってことで。子どもの頃のいい思い出は、自分の力に変えているのです。みなさんも自分を信じて頑張って下さい。かしこ。

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テーマ:デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

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sei2prof
グラフィックデザインをはじめ、
企画力とコンサルティングを武器に
つねに新しいデザインを追求しながら
熱く走り続けて20年余・・・。
デジタルデザインが当たり前のいま、
切った、貼ったのアナログデザインの
経験を活かし、あくまでもMacを
道具として使うデザイン中毒者。

このブログでは、世の中の全て、
身近な物にもデザインは存在する。
という観点で熱く語ります。
楽しくなければデザインじゃない。
遊ぶように前向きにってことで・・・。


・日高 聖二 Seiji Hidaka

・神奈川県川崎市生まれ

・10代から独立心が強く
 様々な挫折をしながら経験を積む。

・21歳、家族の勧めで広告業界へ
 営業と版下のノウハウを覚えながら
 独学でデザインの基礎を身につける
 20年以上のデザイン経験者

・2003年 12月2日 デザイン会社
 SEI2 GRAPHICS&CO. 設立

・座右の銘:この世は修行

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