2017-09

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アルミとデザインの今。

ほとんど週一のペースのこのブログも、平成17年6月にはじめてからいつの間にか丸2年が過ぎました。いろんな方に支えられながら自分の思う事や仕事に対する気持ちを表して来た訳ですが、やっぱり続ける事がとても大事な事。読んだ方々にとって何かヒントになったり、新しい発想や考え方を発見できたり…、デザインというちょっと解りにくいものでも、実は気づかないうちに生活の中に入り込んで、さらには、ようやくビジネスとデザインとの結びつきや大切さを感じる方々が増えて来たってのは、僕自身とてもうれしい時代の流れになったと感じています。これからも不定期ではありますが「継続は力なり」ってことでヨロシクお願いします。

new_imac.jpgさて、今回のお題は、最近巷では何かとお目にかかる事が多くなった「アルミの素材感」を活かした商品について、特にパソコン業界でも異色の「アップル」から発売になった“imac”について検証してみようと思います。そもそもアルミと言えばすぐイメージできるのは、建築やインテリア業界においてここ数年、注目されている素材でもある。例えば、アルミの住宅からアルミの家具、アルミの照明…等々、そのシャープでスタイリッシュなプロダクトデザインを生み出して来たと言える。さらにアルミそのモノは軽くて丈夫であり、加工性もし易く、いわばプロダクトの世界では優等生のような素材である。表面も鉄やステンレスに比べ、軽やかに光って品がある上、素材の値段は決して安くはないものの、高級感を醸し出すにはとても良い素材だと言える。また、リサイクルされる素材としても、今後、環境問題にも貢献する材料と言えるでしょう。今回僕が注目したのは今年の夏にモデルチェンジをして登場した「Apple imac」。充実のスペックとコストパフォーマンスの高さはさることながら、その本体のデザインの洗練されたフォルム。部品を極限まで小さく削ぎ落とす事で、モニターの裏に本体機能がすっきりと収まっているところ。無垢のアルミのフレームにきっちりと収まった前面のガラス。アルミの質感と「酸化皮膜処理」という処理が施された外装は、コーティングの膜が光を屈折させながら目に見える色を出す、まるでシャボン玉が虹色に光るような原理を応用させている。それによってアルミそのものの直接的な色ではなく、どこか洗練された雰囲気の控えめな発色が、このコンピュータの大きな魅力になっている。さらに今までのマック本体のようなカバーを外すような煩わしさもなく、ねじ止めを必要とするのはメモリスロット部分の1ヶ所のみ。恐ろしいほどの精密さでアルミ、ガラスとポリカーボネート樹脂が組み合わさっているようだ。そしてさらに魅力的なのは価格にある。20インチモデルで159,800円、ハードディスクは充分と言える2ギガを搭載している。僕が一番最初に出会ったマックは、まだ日本にアップル社がない頃で、当時の最新機種であった「Ⅱci」というモデルで、価格は1台で80万~90万という今では考えられないような高額なモノだったのをよく覚えている。モニターとプリンターの導入時は約300万円も掛かったのを考えると、コストパフォーマンスの向上は素晴らしい。というか、悔しいですけどね(笑)

imacと言えば、1998年に発売された初代のボンダイブルーやブルーベリー、ライムなど透明感あるカラフルなボディとデザインは全世界に衝撃を与えたのも記憶に新しい。ストーンズの楽曲と花びらのように配置されたフカンから見た本体がくるくる回るテレビCMも記憶に残っていることだろう。また、当時は雑貨等の分野にもいわゆる「ビタミンカラー」というクリアでキャンディのようなスケルトンな関連商品がたくさん街に溢れた。当時のデザインキーワードとして、透明・樹脂・カラフルだったのをよく覚えている。それから約9年もの時が流れ2007年のiMacのデザインは、クールでシンプルな外観を装い、パソコンやインターネットの普及率が50%を越えたと言われる現代だからこそ「どこにでも当たり前にあるもの」として標準品としてのデザインと言えるように思う。どことなくアメリカンなパソコンのデザインも、いつしか学習を重ね、住宅事情の流行に合わせながらこんなにも姿形を変えている。そしてipodにそのデザインのヒントはあるのだと僕は思う。そしてそれこそアップルが考える「ブランディング」であり、企業が考えるデザイン思想力であると確信できる。大人しいフォルムでありながら凛とした存在感は、今の時代の先端となるパソコン業界に影響を与えるに違いない、と僕は思うのです。

最近、テレビのCMで好きな言葉がある。シャープの太陽光発電のコマーシャルで、吉永小百合さんのナレーション「何かを変えようと呼びかける人は、まず、自らを変えていく」という言葉。まさにそんな考え方はシャープにも、そしてアップルにもあると思うのです。そして、企業の力はデザインと密接になりつつあります。ひとり一人が「まず、自らを変える」って事は、自分力をデザインすると言う事なのだと、思う今日この頃です。すっかり秋らしくなって来ましたね…。思わず朝は寝過ごしそうな季節ではありますが、くれぐれも遅刻をしないように元気でお仕事頑張ってください。それでは、またお逢いしましょう。

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テーマ:デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

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sei2prof
グラフィックデザインをはじめ、
企画力とコンサルティングを武器に
つねに新しいデザインを追求しながら
熱く走り続けて20年余・・・。
デジタルデザインが当たり前のいま、
切った、貼ったのアナログデザインの
経験を活かし、あくまでもMacを
道具として使うデザイン中毒者。

このブログでは、世の中の全て、
身近な物にもデザインは存在する。
という観点で熱く語ります。
楽しくなければデザインじゃない。
遊ぶように前向きにってことで・・・。


・日高 聖二 Seiji Hidaka

・神奈川県川崎市生まれ

・10代から独立心が強く
 様々な挫折をしながら経験を積む。

・21歳、家族の勧めで広告業界へ
 営業と版下のノウハウを覚えながら
 独学でデザインの基礎を身につける
 20年以上のデザイン経験者

・2003年 12月2日 デザイン会社
 SEI2 GRAPHICS&CO. 設立

・座右の銘:この世は修行

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