2017-07

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年賀状の行く末

忘年会シーズンもそろそろピークを迎えた12月の後半。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?週1のペースのエントリーですが、年末進行に追われながらの毎日ってことで大目に見てやってくださいまし。そうそう、年末と言えば毎年賛否両論の意見が飛び交う「年賀状」。僕もお仕事としてもちろん年賀状のデザインをさせて頂いておりますが、全体的に見てメールやネットでの活用が目立ち始めているように思います。郵政民営化以降の中でこれから「年賀状」はどうなるのか?を考えてみようと思います。

先日、セイコーエプソンが発表した年賀状に関する意識調査によると、団塊の世代、いわゆる56~60歳の方々は、「疎遠になった友人との連絡の再開」、若者の22~25歳代では「仕事の人脈維持」を期待する割合が最も多かったとされています。具体的に調べてみると、インターネットで両世代の各200人を対象に調査した結果、団塊の世代では「年賀状で友人との連絡の再開を期待する」が48%。若者では31%。その一方、若者は「仕事で築いた人脈の維持として」が約45%。団塊の世代の20%台を大きく上回ったようです。また、年賀状の送り方は、団塊の世代の約65%が「はがきのみ」と回答するのに対し、若者層では「はがきと携帯メールを使い分ける」との回答が約60%に達した。いずれにしても「年賀状」をはがきで、という人々は年々低下傾向にある。特に若者層では携帯とインターネットの影響からわざわざ「ハガキを買って自分で作る」という感覚が減少しているのは間違いないようだ。とは言え、その事をいろいろ考えてみるとそれは若者ならではの感性がどんどん失われて行くというある種欠如して行く的なまずい状態ではないだろうか…。僕が小さい頃の事を思い出すと、父親が木の板を削って版画を作っていたり、ゴム版やら芋版なんてのもあった。当時の年末イベントみたいな感じで、慌ただしいながらもみんなで楽しんでいろいろ作ったものだ。確かにデジタル化のモノが横行する現代では、そんな面倒な事はしたくない、という人がそれこそ多いんだろうけど、なんとも寂しい気持ちになるのはなぜだろう?…。

また、こんな情報もある…。ソフトバンクの転職サイト「イーキャリアプラス」が、仕事上の年賀状をメールで送ることについて賛否のアンケートをした結果では、賛成が約64%、反対が37%だった(小数点は切捨、以下同)。その反対する理由では「手を抜いていると思われるから」が64%、「年配の方には抵抗感があるから」が約55%だった。また、過去に仕事上の年賀状を携帯電話、もしくはパソコンのメールでもらったことがあるか?の問いには「はい」が62%、「いいえ」が38%。「はい」と答えた人で、「うれしい」、「まあまあうれしい」という人は64%に対し、「うれしくない」、「あまりうれしくない」が11%という結果のようです。この回答を見てみると「うれしいか、うれしくないか」に集中しているようだけど、本来、年賀状の意味としては、新年に送られる郵便葉書やカードを用いた挨拶状の事で、新年を祝う言葉を持ってお世話になった人や友達へのあいさつ。旧年中の厚誼の感謝と新しい年に変わらぬ厚情をお願いする気持ちを添えるのが一般的なんですlast_2007.jpgが…。親しい相手への場合などには近況を添えたりしますよね。的外れなアンケートの回答自体、既にズレているように思います。年賀状って相手に喜んでもらうもの?喜ばせたいから?…そんな年賀状の価値観ってどこかオカシイと思うのは僕だけでしょうか…。以前もとあるアパレルメーカーさんが長年イメージを大切にして毎年オリジナルの年賀状を作っていましたが、突然「予算がありません」って事でお年玉年賀はがきの既製はがきになった事がありました。せっかく作り上げて来たブランドのイメージもあっという間に水の泡…。お金を掛けなきゃ行けない事、掛けなくても良い事がお金が絡むと人は見失ってしまうのです。その時はそう感じました。

企業も個人も関係なく、相手に対してお礼の言葉とこれからもよろしくの挨拶としての「年賀状」。確かにこの年末は郵政民営化も手伝って「年賀状を出しましょう」キャンペーンみたいな感じなので昨年よりは年賀状の売れ行きも良いらしいのですが、アンケートの回答を見る限り、「年賀状の行く末」はかなり危うい感じですよね。無くなりはしないものの、日本の文化の1つが消えてしまいそうで寂しい気持ちの今週です。みなさんは「年賀状」どうしてますか?大切にしてますか?

◎でも、その前に“メリークリスマス!”…。プレゼントはありませんがこちらもポチッと(汗)
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テーマ:思うこと - ジャンル:学問・文化・芸術

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sei2prof
グラフィックデザインをはじめ、
企画力とコンサルティングを武器に
つねに新しいデザインを追求しながら
熱く走り続けて20年余・・・。
デジタルデザインが当たり前のいま、
切った、貼ったのアナログデザインの
経験を活かし、あくまでもMacを
道具として使うデザイン中毒者。

このブログでは、世の中の全て、
身近な物にもデザインは存在する。
という観点で熱く語ります。
楽しくなければデザインじゃない。
遊ぶように前向きにってことで・・・。


・日高 聖二 Seiji Hidaka

・神奈川県川崎市生まれ

・10代から独立心が強く
 様々な挫折をしながら経験を積む。

・21歳、家族の勧めで広告業界へ
 営業と版下のノウハウを覚えながら
 独学でデザインの基礎を身につける
 20年以上のデザイン経験者

・2003年 12月2日 デザイン会社
 SEI2 GRAPHICS&CO. 設立

・座右の銘:この世は修行

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