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色の悩み…
すっかり冬眠していたかのようにエントリーしてませんでした。お越しいただいたみなさんには申し訳ないのですが、何しろ2月末から怒濤の忙しさもあって、余裕がなかったとでも言いましょうか、何で仕事がこんなにも重なるのか?不思議なぐらいでありました。みなさんはいかがおすごしですか?花粉症、大丈夫ですか?
さて、今回のお題は「色」についてですが、グラフィックデザインには欠かせない作業のひとつとして「印刷」するための「色指定」があるのですが、20年近くこの仕事をしていて未だに解決できていないテーマの1つです。もちろん色校正とは本来そのためにある訳ですが、その校正に1回いくら万円?みたいな風潮もあってか、クライアントによっては「一発で決めろよ」的な視線をあびたりあびなかったり…。胃が痛くなるような場合も少なくはありません。DTPと言われる環境がない時代では、レイアウトしたものをいわゆる「写植・版下」の行程があり、その後その版下にトレペを掛けて赤ペンで色指定をする。その色指定の基準となるのが大日本インキから(その他もあり)発売されている「カラーチャート」なる色見本帳から、文字の色や線の色等、細かな指定をする行程がありました。しかしながら、ここ数十年の間にパソコンが普及し、マッキントッシュのマシンが各デザイン会社で道具として使われるようになった。実に便利ではあるけど今回の「色」に関しては相変わらず悩みどころだ…、という前置きが長くなりましたが、そんなお話で進めて行きます。
先日、CDジャケットのお仕事で色校正が上がって来るまで今までにないぐらいの不安と緊張感でした。経験はあれど今回のケースは「カラーチャート」に載ってない色のパターン。いわゆるパソコン上のイラレでの色指定で、地の色は「リッチブラック」という黒。おもにCMY版はそれぞれ40%で墨100%というかけ合わせの指定。コンセプトの中には「ダーク」というカラーテーマがあったのでそこにイラストレーターさんの線画を配置させる訳なんですが、その色はダークブルーグレーという感じ。その線画の色こそ今回の悩めるカラーでした。もちろんチャートにはない色なのでパソコンの画面上とプリント出力のみが頼りで、ある程度のキャリブレーションはできていたのですが、プリントするとあまりにも違いすぎて頭を抱えて僕自身がフリーズすることもしばしば…。入稿前にはプリント調整とパソコンの色補正、何枚ものプリント等作業をしていたらいつの間にか外は明るくなって久々の「貫徹」という結果にもなりました。
ひと昔前では「カラーチャート」のおかげ?で、選べる色も決まっていて、そんな事になるはずもなかった事ですよね。しかし、現在ではソフトウェアのカラー設定は無限とも言える数で指定ができてしまう。デザインする表現は広がったものの、細かい色指定の部分では苦労している人も少なくないと思います。確かにお金をかければキャリブレーションを一定化させるハードやソフトウェアもあるけど、コスト的には難しいのが現状。自分の勘と経験値での今回の色指定は、また一つ勉強させてもらったと思う。今までデザインを作ってきた中で、今回の「色」の問題はやっぱり限りなく無限に近い大きな課題でもある。そんな気がしています。それを言い出したらキリがないんですけどね…。
例えばモニターの表示もメーカーによって異なるし、プリンタ−でも違ってくる。今回の実験的になってしまった色指定では、マックOS9とOSX上でも色の違いもあったり(それぞれのガンマ設定が原因)、一体何を、どの基準を信じればいいのか?頭を抱えていただけに先日上がってきた「初校」での刷り上がりのうれしさと言ったら何とも今までにないぐらいの達成感と自信に繋がったとひとりニヤニヤとしている次第です。結果的には絵の具で色を作るように掛け合わせる色の概念を知ることも去る事ながら、モニターでの色味が一番近いという結論でした。そして、まるで右脳で考えるように混ざった色を想像できるかどうか。あとは決断力なんですね…。
という訳で、今回は久々のエントリーですが、パソコンに無い色を作る事ができたという点では、僕にとって大きな収穫。やや専門的な話で難しいと思う方もいると思いますが、用意された色だけでなく、今回のように色を作ると言うこともデザインには欠かせないんだなぁとね。そして、子どもの頃に楽しんだ絵の具を混ぜた色を見る感覚の記憶をたどって、頭の中でイメージすること。機械にばかり頼ってはいけないんです。なんてな…
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さて、今回のお題は「色」についてですが、グラフィックデザインには欠かせない作業のひとつとして「印刷」するための「色指定」があるのですが、20年近くこの仕事をしていて未だに解決できていないテーマの1つです。もちろん色校正とは本来そのためにある訳ですが、その校正に1回いくら万円?みたいな風潮もあってか、クライアントによっては「一発で決めろよ」的な視線をあびたりあびなかったり…。胃が痛くなるような場合も少なくはありません。DTPと言われる環境がない時代では、レイアウトしたものをいわゆる「写植・版下」の行程があり、その後その版下にトレペを掛けて赤ペンで色指定をする。その色指定の基準となるのが大日本インキから(その他もあり)発売されている「カラーチャート」なる色見本帳から、文字の色や線の色等、細かな指定をする行程がありました。しかしながら、ここ数十年の間にパソコンが普及し、マッキントッシュのマシンが各デザイン会社で道具として使われるようになった。実に便利ではあるけど今回の「色」に関しては相変わらず悩みどころだ…、という前置きが長くなりましたが、そんなお話で進めて行きます。
先日、CDジャケットのお仕事で色校正が上がって来るまで今までにないぐらいの不安と緊張感でした。経験はあれど今回のケースは「カラーチャート」に載ってない色のパターン。いわゆるパソコン上のイラレでの色指定で、地の色は「リッチブラック」という黒。おもにCMY版はそれぞれ40%で墨100%というかけ合わせの指定。コンセプトの中には「ダーク」というカラーテーマがあったのでそこにイラストレーターさんの線画を配置させる訳なんですが、その色はダークブルーグレーという感じ。その線画の色こそ今回の悩めるカラーでした。もちろんチャートにはない色なのでパソコンの画面上とプリント出力のみが頼りで、ある程度のキャリブレーションはできていたのですが、プリントするとあまりにも違いすぎて頭を抱えて僕自身がフリーズすることもしばしば…。入稿前にはプリント調整とパソコンの色補正、何枚ものプリント等作業をしていたらいつの間にか外は明るくなって久々の「貫徹」という結果にもなりました。
ひと昔前では「カラーチャート」のおかげ?で、選べる色も決まっていて、そんな事になるはずもなかった事ですよね。しかし、現在ではソフトウェアのカラー設定は無限とも言える数で指定ができてしまう。デザインする表現は広がったものの、細かい色指定の部分では苦労している人も少なくないと思います。確かにお金をかければキャリブレーションを一定化させるハードやソフトウェアもあるけど、コスト的には難しいのが現状。自分の勘と経験値での今回の色指定は、また一つ勉強させてもらったと思う。今までデザインを作ってきた中で、今回の「色」の問題はやっぱり限りなく無限に近い大きな課題でもある。そんな気がしています。それを言い出したらキリがないんですけどね…。
例えばモニターの表示もメーカーによって異なるし、プリンタ−でも違ってくる。今回の実験的になってしまった色指定では、マックOS9とOSX上でも色の違いもあったり(それぞれのガンマ設定が原因)、一体何を、どの基準を信じればいいのか?頭を抱えていただけに先日上がってきた「初校」での刷り上がりのうれしさと言ったら何とも今までにないぐらいの達成感と自信に繋がったとひとりニヤニヤとしている次第です。結果的には絵の具で色を作るように掛け合わせる色の概念を知ることも去る事ながら、モニターでの色味が一番近いという結論でした。そして、まるで右脳で考えるように混ざった色を想像できるかどうか。あとは決断力なんですね…。という訳で、今回は久々のエントリーですが、パソコンに無い色を作る事ができたという点では、僕にとって大きな収穫。やや専門的な話で難しいと思う方もいると思いますが、用意された色だけでなく、今回のように色を作ると言うこともデザインには欠かせないんだなぁとね。そして、子どもの頃に楽しんだ絵の具を混ぜた色を見る感覚の記憶をたどって、頭の中でイメージすること。機械にばかり頼ってはいけないんです。なんてな…
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コメント
お疲れ様です!
おかげさまで…
毎度、コメントありがとうございます。
とりあえず一段落で、今は頭の中が真っ白です(笑)
とは言え、来週末にはデザインの講義なんぞがあるので
準備やらで忙しいのは変わりませんが…。
ところで、東北へ異動ですかぁ…。なんだか淋しいですなぁ…
最南端の太平洋側ですか?岩手の盛岡とかですかね…?
今までの業務では歯がゆい部分もあったと思います。
今度の部署では、「現実の事故」に関わる重大な役割でしょう。
まさに、「選ばれし者」だと僕は思います。
とにもかくにも、
何をするのも「前向き」であれば怖いものなどありません。
今後のご活躍、小さい力ながら応援させていただきます!
ではでは。コメントありがとうございました。
とりあえず一段落で、今は頭の中が真っ白です(笑)
とは言え、来週末にはデザインの講義なんぞがあるので
準備やらで忙しいのは変わりませんが…。
ところで、東北へ異動ですかぁ…。なんだか淋しいですなぁ…
最南端の太平洋側ですか?岩手の盛岡とかですかね…?
今までの業務では歯がゆい部分もあったと思います。
今度の部署では、「現実の事故」に関わる重大な役割でしょう。
まさに、「選ばれし者」だと僕は思います。
とにもかくにも、
何をするのも「前向き」であれば怖いものなどありません。
今後のご活躍、小さい力ながら応援させていただきます!
ではでは。コメントありがとうございました。
yakitori
先ほどは電話でご相談頂きありがとうございました。
確かに印刷での色合わせも悩み事のほんの一部。
それらをデザイナーさんは引き受ける訳ですものね〜〜。
また焼き鳥食べながらお話聞きたいものです〜〜ぅ!
確かに印刷での色合わせも悩み事のほんの一部。
それらをデザイナーさんは引き受ける訳ですものね〜〜。
また焼き鳥食べながらお話聞きたいものです〜〜ぅ!
なぁ〜んだ!FC2でブログもってたんですねぇ…
言ってくれればいいのに…
先ほどの話じゃないんですが、デザイン料金には見えない部分がたくさんあって
クライアントさんを説得するのはそう簡単な事ではありません。
何が難しいって、やはり「価値観の違い」なのです。
いくら説明しても“解らない人には解らない”世界があると思います。
でも、僕の場合は“同じ人間だから”という概念があるので
理解してもらえると思って日々接するようにしています。
これからは単にデザインとかレイアウトとかじゃなくて
コンサルを含めた提案も必要なんじゃないかと思っています。
また、何かお困りの時はお気軽にご連絡ください。
っていうか、一緒にお仕事ができそうな予感もしてたりして…(笑)
それでは、また。Sei2でした。
言ってくれればいいのに…
先ほどの話じゃないんですが、デザイン料金には見えない部分がたくさんあって
クライアントさんを説得するのはそう簡単な事ではありません。
何が難しいって、やはり「価値観の違い」なのです。
いくら説明しても“解らない人には解らない”世界があると思います。
でも、僕の場合は“同じ人間だから”という概念があるので
理解してもらえると思って日々接するようにしています。
これからは単にデザインとかレイアウトとかじゃなくて
コンサルを含めた提案も必要なんじゃないかと思っています。
また、何かお困りの時はお気軽にご連絡ください。
っていうか、一緒にお仕事ができそうな予感もしてたりして…(笑)
それでは、また。Sei2でした。
年賀はがき見ながらお電話していてふっと気がついたんですよ、、
FC2って、、、それで見に来ました。またよろしくお願いいたします。
FC2って、、、それで見に来ました。またよろしくお願いいたします。
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Sei2さんは「仕事が減って不安」とコメントした後には必ず
仕事が舞い込んでくる傾向にありますよね。
うばらしいです。
企業人はこのたび「苦情や社会を反映させるデザインの監修」から、
「リアルワールドでの品質事故調査と対策立案」という業務に
異動となりました。
どちらがエライというものはないのですが、やりたいのは前者で、
できることは後者だったので、まあいいか、と。
ただ、ロケーションが東京から東北大陸の最南端に移るので、
淋しい限りです。
あと1ヶ月弱は東京にしがみついているつもりですので、
よろしゅうお願いします、です。