2017-11

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写真探しと印刷

今日のお題は、僕の仕事上で利用頻度が増えてきた「レンタルポジと印刷」についてです。フリー素材も以前に比べるとかなりの量になりましたね。こと広告などのデザインを請け負っていると、クライアントから「イメージ写真を何か探して使って下さい!」という場合がある。僕の会社でも取引があるこのレンタルポジ屋いわゆるフォトエージェンシーは5~6社程あるんだけど、ここ最近そのような会社も「現像されたポジやデュープの貸し出しは終了しました」とかで全て画像データになった。2、3年前までは電話してこんなイメージでと連絡して探してもらったり、直接レンタルポジ屋を訪れ、自分でたくさんある中から探しまくる。みたいなことをやっていたのに…。結構探すの好きだったんですよね-、自分で好きな絵を探してるみたいで。

最近は随分便利になって事前に登録したエージェンシーのWEB上で検索できるようになり、おまけに使用決定となれば簡単にダウンロードができるまでになった。ここには需要と供給の関係が大いにある。デザイナーが使う道具はほとんどがPCになり、印刷方法もデータから直接印刷するCTPへと流れが変わった。当然写真もポジのような場合だと自分でスキャニングするか、出力センターに持ち込んで高解像度でスキャンしなければならず些か手間がかかる。というように、制作工程が変わり、レンタルポジの需要も面倒なポジからデータへと移り変わったといえる。しかしながら最終的な印刷上がりのクオリティはあまり良くないというのが現状です。仲の良いカメラマンもよくいうことですが、4×5やブローニ等のメリハリの良さはデータ画像とは比べ物にならないとよくぼやいている。質感やメリハリの鮮明度、人物などの肌の質感はデジタルではかなり劣化するらしい。なのでグラビア撮影などのカメラマンはほとんどがフィルムで撮影しているようです。グラビア誌等の出版社は、今だアナログで制作しているところが多いらしい。グラビア印刷だしね。で、デジタルになって確かに扱いも容易で制作期間も短縮はできる。ように思えるがどうだろう…。撮影時のフィルム代がかからない等、メリットはあるがクオリティが低下する分、結局デザイナーがレタッチなどの修正をかけることになるんだなこれが。
レンタル画像もいつでもWEB上で探せるのはいいんだけど、1つのイメージを探すのにデータ化されたことによって当てはまる点数も半端じゃない。以前のレンタルポジの場合、あっても200枚ぐらいの中から探す程度だったのが、いきなり「該当するイメージは2,000点あります」みたいな。だいたい1ページ上20枚のサムネールになっていて、クリックしては進んでとかやってるとあっという間に2~3時間は経過する。で結局見つからなかったりするとさすがにゲンナリしますわ~。おまけに画像が多いのでページアップが遅い…。便利なようで結構な時間が掛かるんですよね。ったく~。
また、著作権フリーの画像などはだいたい1枚のCD-ROMを購入する場合とその中から1点だけ買えるシングルイメージとしてダウンロードできるんですが、価格設定がおかしいです。海外モノの場合、1枚50,000~70,000円(収録100点)とかするんですよ。でそんな予算がないからシングルでと思って金額を確認すると30,000円…!?えって感じです。なんか納得いかないな~。でも明らかに国内モノのフリー画像よりはイメージがいい場合が多いのでいたしかたないんですが…。

写真のことも去ることながら、昔の印刷の技術は、ポジなどの写真は製版屋さんがアナログで分解4版のフィルムにして、それを刷版してから印刷機にセット→印刷。でした。シアンが強いだのマゼンタを上げてだの、色校正も何度も出してもらったりと製版屋さんの分解する上手下手で左右されてしまうのが印刷だったのだが、最近の傾向はほとんどCTP。ダイレクト印刷なので製版はなく、デザイナーが作ったデータをそのまま印刷機と繋がっているPCから操作してまさにプリント感覚にまでなった。てことは作り方で印刷の上がりが決まってしまうということになる訳で、トラブった時の責任もデザイナーが負うことになるのでしょうかね。可能性は高いです。僕は今までの経験の中でありませんが、毎回データ入稿の時はかなり慎重に見直しますねー。キリがないんですけど。
ここ最近ではデザイン制作から印刷まで請け負っている仕事が多くなり、直接印刷業者さんとやり取りをしますが、昔に比べるとなんとも味気ないというか何というか…。
ま、安く印刷してもらっているので仕方がないんですけど、アナログのオフセット印刷された写真はホントきれいですよ。メリハリや質感が抜群。最近は見なくなってきたな~。残念です。
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sei2prof
グラフィックデザインをはじめ、
企画力とコンサルティングを武器に
つねに新しいデザインを追求しながら
熱く走り続けて20年余・・・。
デジタルデザインが当たり前のいま、
切った、貼ったのアナログデザインの
経験を活かし、あくまでもMacを
道具として使うデザイン中毒者。

このブログでは、世の中の全て、
身近な物にもデザインは存在する。
という観点で熱く語ります。
楽しくなければデザインじゃない。
遊ぶように前向きにってことで・・・。


・日高 聖二 Seiji Hidaka

・神奈川県川崎市生まれ

・10代から独立心が強く
 様々な挫折をしながら経験を積む。

・21歳、家族の勧めで広告業界へ
 営業と版下のノウハウを覚えながら
 独学でデザインの基礎を身につける
 20年以上のデザイン経験者

・2003年 12月2日 デザイン会社
 SEI2 GRAPHICS&CO. 設立

・座右の銘:この世は修行

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