2017-11

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デザインの著作権

またまた台風な1日です。昨夜は何年かぶりに行きつけの呑み屋で女房と呑んでたんだけど、10時をまわった頃、突然の大雨。もう1件行く予定だったので少し待ってみた。でも全然雨は弱くならず思いきって2人で飛び出しました。傘は持っていたんだけど次の店まで歩くこと10分…。足のモモ下からビショ濡れでした。久々の大雨の中を歩きながら自然の凄さを少しだけ感じました。東京でも床下・床上浸水等の被害があったようでお見舞い申し上げます。

さて、前置きが長くなりましたが、今日は最近僕の周りでもトラブルが多い「デザインの著作権」についてお話します。グラフィックデザインはここ数年でいっきにデータ化されているのはいう間でもありませんが、ここで問題なのがデータのやりとり上のクライアントの意識レベルのゆるさといったら信じられない程です。デザインを受注し印刷まで制作。ここまではいいのですが、何日かするとこんなヤリトリがあったりするのです。

ク:「この間印刷した広告の別バージョンで多少手直し程度なのでこちらで直したい。
  データをメールか何かでもらえますか?」
僕:「…いいですけど、2次使用料は掛かりますよ。」
ク:「えっ!その分は支払っているのでデータは弊社のモノですよねー?」
僕:「(心の中で~バカかこいつは)いいえ、確かにそう捕らえるかもしれませんが、
  これはあくまでも私の著作物な訳ですから、ハイそうですかとは行きません…」
  いいですか、著作権とはコレコレこうで~」(延々の説明)
僕:「(しまいには)著作物の無断使用は5年以上の懲役、または300万円以下の罰金」
  ですよとトドメを刺す。

みたいな説明をして納得してもらいます。実際にこんな場面に出くわすデザイナー氏も少なくないと思いますが、こんな説明をさせること事態ナンセンスだし、デザインをなめているとしか言いようがない。それで仕事がなくなってもそんな人とは仕事をしない方が自分のためだし、知らないところで勝手に使われたりするくらいならキッパリお断りする方法を僕は心掛けています。この仕事を長くしているとこんな話は数えきれませんが、過去の部分的なデータやもともとフリー素材の画像だったりとか、時と場合によって渡す場合もありますが、だいたいそのように言ってくるクライアントさんはちゃんと著作権のことも分っている信用のある方で永年の付き合いがあるので「まっいいか」と自分なりに納得して渡します。「い~じゃん、水臭い…」とかいう人に限ってそんなに付き合いもなく、いいように利用しようとしているのが見え見えです。いくらデータの内容が先方の会社の情報でもデザインして作ったのは僕なのですから、そこんとこは自分で守らないといけないな~と思っています。なのでどう守るかということがこれからのデザイン著作への取組みでしょうね。

以前、兄貴と2人でデザイン会社で働いていた頃、結構付き合いのあったクライアントとのヤリトリでSPのプレゼンがあった。先方の指示でプリントしたものの他に、「データもいちおう持ってきてー。急に直しがあった場合、こちらで対応するから…」。何の抵抗もなく指示通りに。その後なんの連絡もなくしばらくしてから連絡をすると「この間のプレゼンはうちから(代理店内部のデザイナー作成)出した案で決まったんですよ~。またしばらくしてその代理店から次のプレゼンの依頼があり打ち合わせをしました。そこで発覚です。なんとその代理店は僕らが作ったデザインを部分的に使い、自社のデザイナーに作らせたデザインでプレゼンを勝ち取っていたのです。さすがに僕も、僕の兄(社長)も、キレました…。
結局、こちらが確認しなければそのまま使っていたということだし、前回のデザインを平気で僕らに見せるそのモラルのない意識に腹が立って、「もうお宅とは仕事しません。さようなら」でしたね。仕事の売上では大口だったんですが、そんな会社のために嫌な思いをしながらデザインすることの方が絶えられなかったので取引は一切しないことで決着。今から6年ぐらい前の話ですが…。

デザイン系のメルマガでもこんな内容のお悩み相談はよくあるようですね。デザインの価値観そのものを分ってくれない人は、いくら説明してもまた同じようなことを言ってくるんですよ。確かにオイシイ仕事でも、自分にとって大切なモノを守り続けるということが僕のデザインに対するポリシーです。デザインそのモノがデータ化された今、簡単にコピー&ペーストで勝手に使える時代。どこで線を引いてこの世界で生きていくのかを考えてしまう今日この頃でした。

◎著作権の詳しい説明はコチラ、「社団法人 日本グラフィックデザイナー協会」でご確認ください。知っておくことも大事です。その他、デザイン料金等の相場価格の掲載やグラフィックデザインの様々な情報もあります。
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テーマ:Graphic Design BLOG - ジャンル:学問・文化・芸術

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sei2prof
グラフィックデザインをはじめ、
企画力とコンサルティングを武器に
つねに新しいデザインを追求しながら
熱く走り続けて20年余・・・。
デジタルデザインが当たり前のいま、
切った、貼ったのアナログデザインの
経験を活かし、あくまでもMacを
道具として使うデザイン中毒者。

このブログでは、世の中の全て、
身近な物にもデザインは存在する。
という観点で熱く語ります。
楽しくなければデザインじゃない。
遊ぶように前向きにってことで・・・。


・日高 聖二 Seiji Hidaka

・神奈川県川崎市生まれ

・10代から独立心が強く
 様々な挫折をしながら経験を積む。

・21歳、家族の勧めで広告業界へ
 営業と版下のノウハウを覚えながら
 独学でデザインの基礎を身につける
 20年以上のデザイン経験者

・2003年 12月2日 デザイン会社
 SEI2 GRAPHICS&CO. 設立

・座右の銘:この世は修行

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